iPhone 13、ProResの動画撮影をサポートか 動画にポートレートモード追加の噂も
AIを活用した新しい写真フィルター機能も実装されるとの噂
2021年の新型iPhone(iPhone 13)は、カメラの新しい写真・動画関連機能がセールスポイントになると見られる。Bloombergによると、少なくとも以下の新機能が追加されるという。
- 動画ポートレートモードの対応
- ProRes形式の動画撮影のサポート
- 写真フィルター機能の追加
それぞれの機能について、以下で解説する。
iPhone 13に実装されると噂のカメラ新機能3選
動画ポートレートモード
Appleは2016年発売のiPhone 7 Plusで、初めてポートレートモードを実装。背景をぼかすことで被写体が際立ち、高性能カメラで撮影したようなボケ味を楽しめる。
「iPhone 13」シリーズで追加される動画ポートレートモードは、内部で「シネマティック・ビデオ」と呼ばれており、同様の仕組みを動画で実現。撮影後に被写界深度を調整する機能も用意されているという。
ProRes
ProResは、動画コンテンツを扱う業界で使用される不可逆フォーマットのコーデック。俗に言うRAWデータのため情報量とデータ容量が多いが、編集時に細かい調整が可能だ。
AppleはiPhone 12 Proシリーズで、写真のRAW撮影機能「Apple ProRAW」を発表。ProRes対応も「iPhone 13 Pro」シリーズ限定になる可能性がある。
写真フィルター機能
写真フィルター機能は、少なくとも2種類の詳細が確認されている。
1つ目は、色温度をプラスまたはマイナスに振りながら、白を自然な色味に調整してくれるもの。2つ目は、シャドーを強調しコントラストを加えることで、よりドラマチックな編集に仕上げるもの。他にも現実のカラーを再現しながら、輝度を上げるフィルターも用意されているという。
新しい写真フィルター機能は、すでに用意されているものとは異なる。従来のものは写真全体に適用するが、新機能はAIでモノや人物を判別して適用する仕組みになっている。
カメラ機能以外はマイナーアップグレードになる模様
iPhone 12シリーズは、iPhone 5s以来となる角張ったデザインを採用。「iPhone 13」シリーズは同じ外観を引き継ぐ。5.4インチが1機種、6.1インチが2機種、6.7インチが1機種の4機種展開も同じだ。
「A15」チップを内蔵し、画面上部にある切り欠き(ノッチ)は小型化される。Bloombergは、ディスプレイが高いリフレッシュレートをサポートすると伝えているが、全機種ではなく「iPhone 13 Pro」シリーズに限定される可能性が高い。
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