iPhone 13、LiDARセンサーの全機種搭載が検討されていた?
iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxのみの搭載になる見通し
2021年の新型iPhone(iPhone 13)は、「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」のみがLiDARセンサーを搭載する可能性が高い。M1 iMac、M1 iPad Proの仕様を正確に予測した実績を持つ、iOSデベロッパーのDylan氏によると、一時期は全機種のLiDARセンサー搭載が検討されていたが、何かしらの理由により見送られたという。
LiDAR will only be coming to the pro iPhone models. Earlier this year it seemed Apple wanted to release all iPhone 13/12S models with LiDAR but due to one reason or another, it won’t be happening this year.
— Dylan (@dylandkt) 2021年7月11日
センサーシフト光学式手ブレ補正は全機種が搭載するとの噂
LiDARセンサーは、iPad Pro(2020)で初めて搭載され、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxに採用された。
屋内外で最大5メートル先まで測定可能とし、iPhone 12 Proシリーズでは瞬時に人の身長が計測できる機能に使われている。ポートレートモードでは被写体と周囲の境界線を正確に認識するために役立てられており、iPhone 12 Proのカメラではストローやメガネのフチを正しく撮影できる。
すでに多くの「iPhone 13」シリーズとされる図面、CADデータ、ダミーユニットが公開されており、LiDARセンサーは「iPhone 13 Pro」シリーズにのみ搭載されている。「iPhone 13」および「iPhone 13 mini」はiPhone 12シリーズと同様のレンズ構成だが、配置が変更されている。
LiDARセンサーは共通仕様にはならないが、全機種がセンサーシフト光学式手ブレ補正をサポートすると見られる。