iPhone 13 Pro Maxのダミーユニット、ハンズオン動画が公開
iPhone 12 Pro Maxとサイズに変化はほぼなし、カメラレンズは巨大化
「iPhone 13 Pro Max Early Look」より
2021年の新型iPhone(iPhone 13)の最上位モデル、「iPhone 13 Pro Max」のダミーユニットが公開された。Unbox Therapyが5月5日、iPhone 12 Pro Maxのサイズやカメラの直径などの違いを比較したハンズオン動画を公開している。
iPhone 12 Pro Maxとサイズの変化はほぼなし、図面と一致せず
Unbox Therapyによると、「iPhone 13 Pro Max」の寸法は、160.85 x 78.07 x 7.52mm。iPhone 12 Pro Maxは160.82 x 78.14 x 7.46mmとなっており、横幅が減り厚みが増えている。重さの変化には言及していない。
「iPhone 13 Pro Max Early Look」より
流出した図面では、本体の厚みは0.25mm増すと記載されていたが、ダミーユニットはわずか0.06mmの増加。カメラの突起部分は高さが約0.9mm増えるとされていたが、ダミーユニットは0.08mm増に留まっている。
カメラはサイズアップが顕著だ。iPhone 12 Pro Maxのレンズ直径は14.10mmだが、ダミーユニットは16.99mm。カメラユニット全体の寸法は計測していないが、大型化しているように見える。
「iPhone 13 Pro Max Early Look」より
「iPhone 13 Pro Max」は、超広角レンズの性能向上が噂されている。レンズの絞り値がf/2.4からf/1.8になり、暗所性能が強化。レンズの構成枚数が5枚から6枚まで増え、歪みが低減。オートフォーカス機能追加の情報もある。広角レンズは、f1.6からf1.5に明るくなる可能性がある。
小型化されたノッチも映されており、34.62mmから26.31mmに細くなっている。
「iPhone 13 Pro Max Early Look」より
Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、「iPhone 13」シリーズは9月発売と予測。ただし新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、計画が変わる可能性は十分にあると警告している。