iPhone 13、Apple Watch不要でマスク着用時に動作するFace IDに対応か
メガネが曇っていても動作する専用ケースがテスト中、センサー位置などがCADファイルと完全一致
2021年の新型iPhone(iPhone 13)は、マスクを着用していても動作するFace IDを搭載している可能性がある。Apple情報を度々リークしてきたJon Prosser氏によると、マスク着用によりメガネが曇ってしまった場合でも動作することを想定しているという。
Appleは現在、iPhone 12の取り付ける専用ケースを使用し、改良されたFace IDを内部でテスト中。Jon Prosser氏は、入手した専用ケースの写真をもとに作成されたレンダリング画像を公開した。
Touch IDが復活しなくてもFace IDのマスク対応で解決?
専用ケースのTrueDepthカメラの幅はiPhone 12より狭く、カメラの配置など各種センサーの位置がCADデータと一致。「iPhone 13」シリーズ用としてテストしている可能性が高い。
専用ケースを取り付けたiPhone 12のレンダリング画像
iPhone 13 ProのCADデータ
Apple従業員は、マスクを着用していない状態で顔を登録し、テストを行っている。あらゆる種類のマスクと眼鏡を両方着用し、屋内外で動作を確認しているそうだ。
Appleは今年4月、Apple Watchを着用していればiPhoneのロックを解除できる新機能を実装。改良されたFace IDが「iPhone 13」シリーズに正式採用されるかは不明だが、実現すればApple Watch不要でiPhoneをロック解除できるだろう。実現されるセキュリティレベル次第では、Apple Watchがあっても利用できないApple Payやアプリ購入も対応する可能性がある。
「iPhone 13」シリーズはTouch IDが復活しないが、Face IDがマスク対応すれば、終わりの見えないマスク生活は多少快適になるだろう。
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これでTouch ID派の人も納得…するのかな?