iPhone 14の衝突事故検出、海外ジェットコースターで誤作動の報告
事故を検出し、所有者より20秒以上反応がなかった場合、国内では自動的に119(消防庁)に繋がる仕組み
ジェットコースターの激しい動きを誤認識し、iPhone 14で新たに搭載された「衝突事故検出」機能が作動してしまう事例が報告されている。
米国オハイオ州メーソンのシンシナティにある遊園地「キングスアイランド」、テネシー州ピジョン・フォージにある遊園地「ドリウッド」から緊急通報サービスへの通報が複数件確認されているという。
Since the iPhone 14 went on sale, the 911 dispatch center near Kings Island amusement park has received at least six phones calls saying:
“The owner of this iPhone was in a severe car crash…”
Except, the owner was just on a roller coaster.
🆕 by me: https://t.co/hp1fHZBIf6 pic.twitter.com/i0lZPoWzGz
— Joanna Stern (@JoannaStern) 2022年10月9日
衝突事故検出は、セダン、ミニバン、SUV、ピックアップトラック、その他の乗用車が絡む激しい衝突事故 (正面衝突、側面衝突、追突、横転など) を検知する。事故を検出し、所有者より20秒以上反応がなかった場合、国内では自動的に119(消防庁)に繋がる仕組みだ。
Appleの広報担当はThe Wall Street JournalのJoanna Stern氏に対し、衝突事故検出は「激しい事故を極めて高い精度で認識できる」とした上で「今後も精度の向上を続ける」と説明している。
国内で同様の事例は確認されていないが、誤動作が心配であればジェットコースターに乗車中、機内モードにしておけば自動的に通報される恐れがなくなる。
Joanna Stern氏はプロのドライバーによる衝突事故検出の検証動画を公開している。ドライバー視点で衝突する瞬間の映像も含まれており、衝突事故をリアルに再現する映像を見ることに抵抗がなければ、あわせてチェックしてもらいたい。
緊急SOS項目内に衝突検出のオンオフラベルがあるので多分消せます。少なくとも日本のジェットコースターは乗る時に携帯や身に付けるアクセサリ等は外して預けるよう言われますし…
乗るたびに機内モードにするのは面倒というか忘れそう
並んでる間使うし
これって機能自体のオフって出来ないんでしたっけ?