iPhone 15 Pro、値上げ不可避か
米国外ではProモデルを含む全4機種が値上げする可能性があるという
2023年の新型iPhoneのProモデル(iPhone 15 Proシリーズ)は、現行モデルより値上げする可能性が高い。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新ニュースレターによると、米国外ではProモデルを含む全4機種が値上げする可能性があるという。米国内でも、チタン製ボディの採用や望遠レンズの搭載により、少なくとも「iPhone 15 Pro Max」は値上げする恐れがある。
Mark Gurman氏は、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」の特徴や仕様の最新予想をまとめている。内容は、以下のとおり。
- ディスプレイベゼルの薄型化:新技術により、従来の2.2mmから1.5mmまで薄くなる。Apple Watch Series 7で使用されていた技術を転用するという。
- USB-Cポートの搭載:Lightningポートから乗り換える。
- チタン製ボディの採用:ステンレススチールに比べて強度が高く、軽く、プレミアムな素材を採用。Apple Watch Ultraでも採用されている。
- 内部構造の改良:従来に比べてiPhoneが修理しやすくなる。
- カメラ性能の向上:「iPhone 15 Pro Max」の光学ズーム性能が改良される。ペリスコープ望遠レンズを搭載する噂がある。
- 3nmチップの搭載:3nmプロセスを使用した「A17 Bionic」チップを搭載する可能性が高い。
- 握りやすいエッジ部分:背面の曇りガラス仕様を踏襲するが、エッジ部分は丸みを帯びており、握りやすい構造になる。
- アクションボタンの搭載:Apple Watch Ultraのように、様々な機能が指定できるボタンをミュートスイッチの代わりに搭載する。
一方で「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」は、見た目も技術仕様も昨年のProモデルに近づくと噂されている。
iPhoneの特徴である画面上部の「ノッチ」は、Dynamic Islandに切り替わる。搭載チップは、昨年のiPhone 14 Proと同じA16 Bionicチップを採用する。Proモデルと同様に、ポートはLightningではなくUSB-Cになる。
Mark Gurman氏は「大幅なカメラ性能の向上」があると説明しているが、詳細は明らかにしていない。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、4,800万画素カメラを搭載すると予測している。
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そもそも14シリーズは値上げしてないんですよね
うん…円安がね…