iPhone 15 Ultra、誕生か。「Pro Max」を置き換え、USB-C化の噂

2023年の新型iPhone（iPhone 15シリーズ）は、6.7インチのProモデルとして「iPhone 15 Pro Max」ではなく「iPhone 15 Ultra」を発表する可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が、最新ニュースレターで明らかにした。USB-Cポートの搭載も予測している。

初期のiPhoneは2年ごとにメジャーアップデートされていたが、直近のモデルは3年にペースが落ち着いた。iPhone 6（2014年）のデザインはiPhone 8（2017年）まで、iPhone X（2017年）のデザインはiPhone 11（2019年）まで続いた。

同様の流れだとすれば、iPhone 12シリーズ（2020年）から始まったデザインは、2023年の大幅刷新が有力。厚さ大幅増でカメラ突起も解消したデザインは、iPhone 14 Proシリーズ用として噂されていた。

iPhoneのUSB-C化、2年以内の実現が濃厚

iPhoneは今後2年以内にLightningポートを廃止し、USB-Cポートに置き換わる見通しだ。EUの消費者保護委員会議員団は今年4月、ブランドに関わらず、小型または中型の電化製品はUSB-Cポートを利用した有線充電機能を搭載する義務がある法案を可決。2024年以降のiPhoneはUSB-Cポートの搭載が義務付けられる。

iPhone 14シリーズは、ノッチを搭載する最後の新モデルになる可能性がある。ディスプレイアナリストによると、「iPhone 15」シリーズは全機種がDynamic Islandを搭載するという。