iPhone、2023年に待望のUSB-C化か。著名アナリストが示唆
iPhone 15シリーズはLightningポートを廃止する可能性
2023年の新型iPhone(iPhone 15)はLightningポートを廃止し、USB-Cポートに移行する可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、iPhoneがUSB-Cポートを搭載することでデータ転送速度および充電速度の向上が期待できるが、最終的な仕様はiOS次第になるという。
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It's expected to see existing USB-C-related suppliers of Apple's ecosystem (e.g., IC controller, connector) become the market's focus in the next 1-2 years, thanks to vast orders from iPhones and accessories' adoption of USB-C ports.— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年5月11日
EUのUSB-Cポート搭載を義務付ける法案に準拠か
EUの消費者保護委員会議員団は今年4月、ブランドに関わらず、小型または中型の電化製品はUSB-Cポートを利用した有線充電機能を搭載する義務がある法案を可決。EU加盟国が法案を承認した場合、2024年以降のiPhoneでUSB-Cポートが義務付けられる。
Twitterで実施したアンケートによると、iPhoneのUSB-C化を望む声は67%以上だった。少なくともネット上のユーザーは、iPhoneのUSB-Cポート搭載を歓迎する姿勢だ。
【アンケート】iPhoneのポート、どうなってほしい?
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2022年4月21日
最近のiPhoneは、Lightningポートが最新機能の足かせになってしまっている。iPhone 13 Proシリーズから対応したProResだが、搭載されているLightningポートは最高転送速度480MbpsのUSB 2.0仕様。1分間の4K HDR 10-bit ProResファイルのデータ容量は6GB。実用性はない。
Ming-Chi Kuo氏は、iPhoneにUSB-Cポートが搭載されない理由として防水性とMFiライセンスの存在を指摘していた。