iPhone 16、マイク性能が劇的向上?SiriにAI機能を統合か
SiriにAI生成コンテンツやLLMを統合する計画。スマホのマイク性能向上はAI時代に必要不可欠か
2024年の新型iPhone(iPhone 16シリーズ)はマイク性能が向上し、Siriの機能が劇的に改善される可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、搭載されるマイクは耐水性能が向上し、信号雑音比(SNR、S/N比)が劇的に進化するという。
AppleはAI生成コンテンツ(AIGC)やLLM(大規模言語モデル)をSiriに統合するべく、Siriチームを2023年代3四半期に再編成。スマートフォンにおけるAIは音声入力が要として、Siriのハードウェアおよびソフトウェアの強化に注力していると見られる。そのため「iPhone 16」シリーズは、AIやAIGC関連機能を統合したSiriがアピールポイントの1つになるようだ。
Googleは7日、新規開発した高性能AIファウンデーションモデル「Gemini」を発表。GPT-4やGPT-4Vと比較して多くの項目で上回っているとしており、生成AIエンジン「Bard」と組み合わせる使用することもできる。
Pixel 8 Pro向けにエッジデバイス用モデル「Gemini Nano」の導入もあわせて発表された。すでにAIを活用したレコーダーアプリの要約機能は高い精度で知られるが、Gemini Nanoによってさらなる精度向上が期待できるだろう。
2023年はコンピューターのブラウザ利用をベースにAI関連サービスが大きな盛り上がりを見せた。来年以降は当然ながらスマートフォンにも波が押し寄せてくるだろう。
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