Apple、iPhoneのカメラアプリにAR機能の追加を検討中か
Apple版セカイカメラがいずれiPhoneに搭載される?!
AppleがiPhoneのカメラアプリにAR(拡張現実)機能の追加を検討しているとBusiness Insiderが報じている!
ARにおける究極のゴールは「スマートメガネ」
Appleは一般消費者がARを触れてもらうことを直近の目標として開発を進めているとのこと。ARにおける究極のゴールは「スマートメガネ」となっていて、先日、メガネ型ウェアラブルを開発していると報じられていた。Facebook、Microsoft、Snapchatなども同じようなウェアラブルデバイスの開発を進めているようだ。
関係者によると、AppleはiPhoneのカメラを外の世界に向けることによって周りにあるものを認識し特定できる機能の他、人の顔を認識して加工できる機能も開発されている模様。「iOS 10」では顔認識機能を「写真」アプリで実装している。Appleは過去にFaceshiftやEmotientという顔認識関連サービスを提供するスタートアップ企業を買収している。
他にもAR/VR関連企業として2014年2月にMetaio、2016年1月にFlyby Mediaを買収。いずれの企業の写真はAppleのカメラチームに加わっているそうだ。
AR機能がiPhoneのカメラアプリに追加された後、AppleはSDKを開発者向けにリリースすると関係者は説明。「Touch ID」の時と同じように徐々に利用範囲を拡大するようだ。
スマートガラス企業のチーフエンジニアがAppleに入社
なお、メガネ型デバイスに関しても追加情報がある。
iPhoneのカメラの機能追加と平行して開発が進められている模様。実験段階を抜け、生産に向けてテストが進められていると報じられている。9月にはスマートグラスを開発するサンフランシスコのスタートアップOsterhout Design GroupのチーフエンジニアだったJohn Border氏が加わっていることが判明。このことから、Appleはやはりメガネ型ウェアラブルデバイスの開発を進めていると見られる。
(via MacRumors)