Apple、Samsungに有機ELディスプレイパネル7,000万台以上を発注か
AppleがSamsungに有機ELディスプレイパネル7,000万台以上を発注したとNikkei Asian Reviewが報じている。
2017年に発表されると噂されているiPhoneは3モデル。この膨大な発注数からは大幅刷新が期待されているプレミアムモデルは2017年後半に販売される可能性があると伝えられている。
顔認証が可能な3Dセンサーを搭載、ホームボタン廃止?
Appleから7,000万台の発注を受けたSamsungだが、発注数まで伸びる可能性を考慮し、最大9,500万台まで対応できるように準備しているとのこと。
また、年内に発売されるものの、入手できるのは2018年になる場合も指摘。以前にも今年発表される3モデルのうち、プレミアムモデルの在庫が非常に少なく、入手可能になるのは10月以降になる可能性が高いと伝えられていたが、さらに遅れる可能性も覚悟しておいた方が良いかもしれない。
今回の情報元とプレミアムモデルが曲面型有機ELディスプレイを搭載すると伝えていたが、既にiPhoneのディスプレイはわずかながらも曲面していることから、プレミアムモデルも現行モデルと変わらない平面型のディスプレイを採用すると予想されている。ディスプレイサイズは5.2インチだと伝えられている。
顔認証が可能な3Dセンサーを搭載し、ホームボタンは廃止されるとのこと。
4.7インチモデルと5.5インチモデルは液晶ディスプレイを搭載し、3モデル共通して防水仕様になるという。また、全モデルワイヤレス充電に対応するとのことだが、まだサプライヤーは本体がオーバーヒートする問題を解決できていない模様。
3月上旬にはAppleがプレミアムモデルのプロトタイプを複数テストしていると伝えられ、基本コンセプト以外何も決まっていないと報じられていた。約1ヶ月経ち、有機ELディスプレイの発注を決めた今、少しずつ内容が煮詰まってきたのだろうか。
最近では3モデルとも「True Tone」ディスプレイを搭載し、プレミアムモデルは初代iPhoneをイメージした「Water Drop Design」を採用するという情報もある。