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Wi-FiやSDカードの業界団体、Huaweiから会員資格を剥奪

既存製品は影響を受けないものの、今後の新製品はMicro SDカードの使用が事実上使用不可

Huawei Yokohama Store

GoogleのAndroidライセンスに始まった米政府による禁輸措置の影響は次々と拡大している。IntelやQualcommなどの米チップメーカーやARMなども取引を停止する中、今度はSDアソシエーションは会員資格を剥奪を発表。

SDアソシエーションはメモリカード規格を定める非営利業界団体。SDカードに関するすべての規格およびデバイスに入れるためのポートのデザインに関する規定なども策定し、資格がなければ公式に取り扱うことができない。

参加企業の一覧を見ると、確かにHuaweiの名前が載っていない。SDアソシエーションの会員資格が剥奪されたことにより、実質的にHuawei製品においてSDカードおよびMicro SDカードの使用が禁じられたということだ。

なお、現行の製品に関しては影響を受けない。

SDカード使用禁止の影響はそれほど大きくない?

ユーザーとしては将来のHuawei端末でMicro SDカードが使用できないのは不便極まりないが、HuaweiとしてはすでにNanoMemoryフォーマットに移行しているため、それほどインパクトは大きくないのではないかと9to5Googleは分析している。

Nikkei Asian Reviewによると、無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体であるWi-FiアライアンスはHuaweiの会員資格を一時的に停止したと報じている。

また、セミコンダクタの規格を定める業界団体であるJEDECにおいては禁輸措置が施行される数日前にHuawei自ら退会していたという。

Wi-Fiとセミコンダクタに関しては今後使用することはできるものの、製品の開発に関わっていると明言できなくなるようだ。

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更新日2019年06月15日
執筆者g.O.R.i
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