IntelやQualcommなどの米チップメーカーもHuawei排除へ
米中関係悪化の影響でGoogleがHuaweiのAndroidライセンスを剥奪するという衝撃的なニュースが話題となっているが、世界でトップシェアを誇るIntel、Qualcomm、BroadcomなどのチップメーカーもHuaweiを排除する決定を下したとBloombergが報じている。
他にも米国のメモリチップメーカーMicron TechnologyとWestern Digitalも出荷を停止し、ドイツのチップメーカーInfineon Technologiesも同様の動きを見せているとNikkei Asian Reviewが伝えている。
米国だけではなく、欧州もHuawei排除の動きか
Huaweiに対し、Intelはサーバー関連のチップおよびラップトップ向けのプロセッサを提供し、Qualcommは一部プロセッサやモデムを提供している。
Bloombergの情報元によると、チップメーカー各社は社員に対して通達済みとなっていて、状況が変わるまで出荷を停止するという。
なお、米政府による締め出しに備え、Huaweiは事前に米国企業製のチップやパーツなど、3ヶ月分に相当する在庫を確保していたことから直近の事業には影響を及ぼさないものの、長期化した場合は影響が大きくなりそうだ。
米企業が一斉にHuawei締め出しに動き出したが、Nikkei Asian Reviewによれば欧州企業でも同様の動きが見られているという。ST Microelectronicsは今週中に今後Huaweiに対し出荷を続けるかを検討するそうだ。
HuaweiはAndroidおよびWindowsの代わりとなる独自OSを開発している。Windowsの提供に対し、Microsoftとしての措置は発表していないが、米政府の命令に従うものと見られる。
(via The Verge)もっと読む
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