Microsoftの「Surface Studio」に似た「Mac Touch」のコンセプトムービーが公開
iMacはこの数年間で内部仕様が改良され続け、薄型化され、プロ向けモデルとしてiMac Proも登場しているが、基本的な外観は変わっていない。
一方、Microsoftは2016年10月似一体型PC「Surface Studio」を発表している。28インチ型タッチパネルディスプレイを搭載し、画面を直接触れながら操作することもできる。これまでには無かった、オールインワン・マシーンの新しい形態だった。
この発想をAppleが取り入れたらどうなるのか。デザイナーのAntonio De Rosa氏がMicrosoftの「Surface Studio」に似た「Mac Touch」のコンセプトムービーを公開していたので、紹介する!
Apple版「Surface Dial」やタッチ式のキーボードも用意
残念ながらAppleロゴが大きく描かれた”アゴ”があるデザインは引き継がれ、土台は非常にゴテゴテしていて、エレガントさには欠けるが、ディスプレイを「Surface Studio」のように上向きにして向きを調整できることは今のモデルにはない機能。
周辺機器も考え直され、キーボードは「Apple Touchboard」と呼び、物理キーボードではなく、タッチスクリーン型のキーボードを想像。キーボードの左右には「Touch ID」が用意されている。
ディスプレイ型のキーボードは、デザインで見る分には格好良いかもしれないが、ハッキリ言ってノーサンキューだ。「esc」キーが無いだけでもこれほど不便だと感じているのに、キーボードがすべてタッチ操作になったら発狂する。
マウスは「Apple Touchmouse」と呼び、Apple Pencilの進化版であろう「Apple Touchpen」と組み合わせることによって様々なジェスチャーが利用できるとのこと。
詳しくは言及されていないが、このマウスはディスプレイに載せると連動して操作できるようだ。まるで「Surface Dial」と同じように。
側面にはUSB 3.0ポートを3つ、SDカードやヘッドホン端子が配置されている。
見れば見るほどApple版「Surface Studio」という、期待していたほど尖っていたコンセプトムービーではなかったが、ムービーそのものはとても格好良いので、良かったらどうぞ!
(via Cult of Mac)