新型「Surface Pro」、正式発表!電池持ちは13.5時間、「Kaby Lake」搭載
Microsoftは5月23日、上海にて実施したメディアイベントにて新型「Surface Pro」を正式に発表した。「Surface Pro 5」とは呼ばずに、「the new Surface Pro」と紹介されている。
最新モデルは800種類のカスタムパーツを採用し、内部のスペースを99%利用。その結果、電池持ちは「Surface Pro 4」の50%も多い13.5時間という驚異的な電池持ちを実現。iOSを搭載しているiPad Proの10時間さえも上回る。
iPad Proより電池持ちは35%長く、性能は1.7倍
Intelの第7世代Coreプロセッサー「Kaby Lake」を採用しているお陰で性能も「Surface Pro 3」の2.5倍、iPad Proの1.7倍だという。
スペックアップされた新モデルだが、作業音は静か。「Core m3」モデルと「Core i5」モデルはファンレスで、「Core i7」モデルの騒音は18db。20dbが木の葉のふれあう音・置時計の秒針の音だとされていることから、ほとんど気にならないはずだ。
新モデルは新しいヒンジを搭載し、「Surface Studio」にインスパイアされた165度で固定できる「スタジオモード」に対応。なお、「Surface Studio」は日本国内でも6月15日から発売されると発表されている。
ディスプレイには12.3インチ型Pixel Senseディスプレイを搭載し、縦横比は3:2、ピクセル密度は267ppi。12インチ型MacBookよりも50%多いピクセル数を搭載しているとのこと。また、カメラはベゼル部分に溶け込むようにデザインされ、目立たないように配慮されている。
本体は約770gとなっていて、厚みは8.5mm。「Surface Pro」史上最も軽量であることも特徴だ。
新型「Surface Pro」とあわせて新型「Surface Pen」も発表。レイテンシーは21ミリ秒となり、反応速度が向上し、4,096段階の筆圧検知に対応。初代モデルより2倍も性格、4倍も筆圧検知性能が向上していると紹介されている。
新型「Surface Pro」の価格は799.99ドルから。LTE Advanced対応モデルは今年後半に発売されるとのこと。
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