13インチ型MacBook、プロセッサは「Kaby Lake Refresh」搭載で年内発売か
MacBook Airに代わる存在として登場が噂されている13インチディスプレイを搭載したMacBookは、プロセッサに「Kaby Lake Refresh」を搭載し、年内に発表される可能性があるとして経済日報が報じている。
「Coffee Lake」シリーズではなく、「Kaby Lake」シリーズの改良版
当初は10nmプロセスを採用した「Cannon Lake」プロセッサを搭載する予定だったが、Intel側の製造遅延が原因で同チップは2019年末まで出荷できない見通しとなっていることから、14nmプロセスを採用した「Kaby Lake Refresh」を採用することになったとのこと。
「MacBook Pro(2018)」には「Coffee Lake」シリーズのプロセッサが搭載されている。
「Kabe Lake Refresh」はクロック数1.6GHzから1.9GHzまで動作する、クアッドコアの「Core i5」または「Core i7」プロセッサをラインアップに用意。それぞれのTurbo Boostは最大3.4GHz、4.2GHz。
TDP(Thermal Design Power)は15Wで、内蔵GPU(iGPU)は「Intel UHD Graphics 620」、RAMは最大16GBまで搭載可能な「LPDDR3」または最大32GBまで搭載可能な「DDR4」が搭載可能。
新しいMacBookは、言うまでもなく現行のMacBook Airよりは性能が向上しているだけではなく、12インチ型MacBookよりも高性能なデバイスになる。ただし、採用予定のプロセッサはすでにリリースされてから1年近く経とうとしている。
2018年後半にはIntelが「Whiskey Lake」プロセッサをリリースする予定となっているが、秋頃の発売に向けて夏頃には製造を開始するため、間に合わずに採用が見送られた可能性がある。
MacBook Airに代わる新しいMacBookはRetinaディスプレイを搭載し、スリムな筐体を引き続き採用する見通し。MacBookシリーズとして登場するのか、MacBook Proシリーズに加わるのか、全く別のシリーズとして登場するのかは不明。
(via MacRumors)