Microsoft、Mac対応の最新買い切り版「Office 2024」を発売
最新の永続版「Microsoft Office Home 2024」と「Microsoft Office Home & Business 2024」を販売開始
Microsoftは10月1日より、最新の永続版「Microsoft Office Home 2024」と「Microsoft Office Home & Business 2024」を販売開始した。いわゆる「買い切り版」と呼ばれているバージョンとなっており、一度購入すれば継続的に支払いが発生しない。どちらも最大2台までのデバイスでインストール可能。
「Microsoft Office Home 2024(オンラインコード版)」は、Windows・Mac向け2024版のWord、Excel、Powerpoint、OneNoteがダウンロード可能。「Microsoft Office Home & Business 2024(オンラインコード版)」はさらにOutlookに対応している点が両製品の違いとなっている。
Mac版Outlookでは、マルチタッチトラックパッドまたはマジックマウスの左スワイプおよび右スワイプのジェスチャーがカスタマイズ可能になっている他、検索機能が向上。電子メール、ファイル、人、イベントのいずれでも高いマッチ率が期待できるという。
Office 2024は、Windows 10および11、そして macOSの3 つの最新バージョンで動作する。新機能に概要はこちらのページから確認できる。
買い切り版を買うか、単体で買うか。サブスクにするか
「Microsoft Office Home 2024」は31,343円、「Microsoft Office Home & Business 2024」は39,982円。2024年版のWord、Excel、Powerpointは20,590円、Outlookは18,718円で買い切り版が単体販売されており、毎年更新のMicrosoft 365 Personalは年額13,410円。
2つ以上のアプリケーションを単体で使用するのであれば、Office Home 2024の買い切り版を買ったほうがお得だ。一方で複数のOfficeアプリケーションを使用するのであれば、Microsoft 365 Personalのほうが結果的にお得になる可能性が高い。
Microsoft 365 Personalは同時利用可能台数5台の制限はあれど、何台でもインストール可能。1TB分のオンラインストレージ「OneDrive」、世界の携帯電話、固定電話に毎月60分通話できるSkype通話プランが付帯している。
なおAmazonではプライム会員限定の初月無料版が用意されている。複数のOfficeアプリケーションの必要性を判断するために、無料期間中に試しても良いだろう。