2台のMacってどうやって使い分けるの?みんなに教えてもらった
デスクトップ型Macとノート型Macの併用など、複数台のMacを運用する方法を模索している人は参考になるかも?
M2 MacBook Airは魅力的なマシーンだが、バッテリーや薄さを除けば14インチMacBook Proのほうがあらゆる点において優れている。しかし僕はついついMacBook Airを手に取ってしまう。
Macは複数台を同時に使用しないポリシーを貫いていたが、共存する方法を模索せずにはいられない。Twitterで複数台を使いこなすユーザーに呼びかけたところ、様々なノウハウが集まった。
2台のMacを同時に使っている人は、どう使い分けているのか教えてほしい。据え置き用・持ち運び用で分けたときの、ファイルの同期とか最新情報への更新とか。
僕はその手間が嫌なので1台に集約することに固執しているのだけど、M2 MBAと14インチMBPを共存させる方法を模索したいなと思いまして………
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2022年8月14日
例えば僕は作業中のファイルをデスクトップに置き、iCloudで自動的に同期してもらうようにしているのだけど、操作しようとしているファイルやフォルダが最新なのか、最新になるまでどれぐらいかかるのか、すっごく分かりづらいんだよね。これってどうにもできないのかな。Dropbox使えってこと? pic.twitter.com/DSIXiiPKXC
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) August 14, 2022
本記事では、複数台のMacを並行して使用しているユーザーが教えてくれた使い分け方をまとめた。デスクトップ型Macとノート型Macの併用など、複数台のMacを運用する方法を模索している人は、参考にしてもらいたい。
ローカル・クラウド・デスクトップで作業内容を分担して割り切り
YouTuberとして活躍するトバログこと鳥羽恒彰氏は、デバイスごとに行う作業内容を完全に分けているという。クラウドが利用できないローカル限定の作業は外部SSDを使い、デスクトップ限定の作業はリモートデスクトップを活用しているそうだ。
写真はLightroom CCで同期。動画は編集するPremiere Proの設定を各デバイスごとに用意し、データを外部SSDに入れることで対処している。なお外部SSDは「4K動画でも500MB/sあれば違和感なく編集できる」とのこと。
Macじゃないんですが、ローカルでしか作業できないものは外部SSD、クラウドでOKなものはクラウド、デスクトップでしか作業できないものはリモートデスクトップでやってます! あと外出用PCとデスクトップで作業をくっきり分けて割り切ってますw
— トバログの人 |鳥羽恒彰 (@tobalog) 2022年8月14日
そもそもLightroom CCですべて同期しているので、写真はMacでもiPadでもiPhoneでも全てで同じライブラリと編集履歴が共有されています!
動画に関しては設定がまったく同じなPremiere Proを用意しておいて、プロジェクトに必要なデータはすべてSSDに入れていますね(Blenderも同じくです)
— トバログの人 |鳥羽恒彰 (@tobalog) 2022年8月14日
そうです! ランニングコストはかかりますがその辺が便利なので使っています。
4K動画でも500MB/sあれば違和感なく編集できるので、それ以上の2TB級のを使っています~!
— トバログの人 |鳥羽恒彰 (@tobalog) 2022年8月14日
RAWデータの現像データは調整用ファイルを共有すればOK
関西のフリーランスフォトグラファーとして活躍する「Hissy Studio」こと菱田氏はiMacとMacBook Proを併用。以下のように使い分けているという。
- iMac:自宅でRAW現像、請求書、YouTube編集など
- MacBook Pro:出先でのRAW現像、テザー撮影
iMacとMacBook Proは、4〜5年償却で使い倒して買い替える前提で、2〜3年の購入時差を付けているそうだ。
RAW現像を複数台で行うと、同期が追いつかず編集できないことが多々ある。RAWデータを編集した際に作成される「XMP Sidecar」や「ACR」ファイルを共有することで、RAWデータの編集内容は最新情報が反映されるそうだ。
カメラマンですが、自宅はiMacでRaw現像、請求書、YouTube編集など。MBPはテザー撮影、出先でのRaw現像用として2台を使い分けてます。それぞれ2〜3年の購入時差を付けて、4〜5年償却で使い倒して買い替えていくって感じですね。どちらが壊れてもバックアップで補えるのも併用理由の一つです。
— hissystudio (@hissystudio) 2022年8月14日
LrCでもC1でもサイドカーファイル(RAWデータに付随する調整用のファイル)ごとコピペすればPC2台併用でも調整後のデータをやり取りできますよ。よし、動画作りますわ。
ちなみにデータは全て外付けバルクHDDで管理してます。トータル200万カットほどで今15台目ですw
— hissystudio (@hissystudio) 2022年8月14日
「軽くしたいとき」と「ガッツリ作業」で使い分け
M1 MacBook Airと14インチM1 Max MacBook Proを使い分けるカメラマンの拓実氏は、「軽くしたいとき」と「ガッツリ作業」で使い分けているそうだ。
カメラマンのものです〜
撮影機材軽くしたい時はM1Air持ち運んでて、事務所と自宅でガッツリ作業はM1 max14インチにしたりしてます!— 拓実/takumiYANO (@takumiYANO_) 2022年8月14日
クラウドストレージを活用。OneDrive派が意外と多い
クラウドストレージを活用している人は、「同期状態がわかりやすい」と指摘する。僕は長年Dropboxを使っているが、意外とOneDrive派の人が多くて驚いた。ファイルだけではなくアプリの設定ファイルなどをクラウドに入れておくことで、Mac同士で共有しているそうだ。
私はMac mini(自宅軽作業用)とM2 MBA(メイン&持ち運び)を使ってますが、アプリでiCloud連携するファイル以外は基本OneDriveで同期してます。alfredとかの設定ファイルもそちらで同期してます。同期も確認しやすいし、ローカルに保持したいファイルも右クリックで選べるので重宝してます。
— Hitoshi (@Hitoshi_Uno) 2022年8月14日
そうですね〜(^^)私もType-Cの抜き差しが面倒で、、、💦なので、同期状況が分かる状態で作業したい場合はOneDriveですね。あとは最悪同期できてなくても、リモートでM1 Mac mini⇄M2 MBAで接続できるようにしてるので、どちらかに必要なデータがあれば作業できるようにしてますよ(^^)
— Hitoshi (@Hitoshi_Uno) 2022年8月14日
自宅に据え置きのMac miniと持ち運びでMacBook Airを使ってます
写真や作ったデータは全てOneDriveに保存してローカルには何も保存しないようにしてます— くは72 (@kuha_72) 2022年8月14日
僕は、仕事用とプライベート用を使い分けていますね!Macを会社に置いてきた際は、家のサブ機を仕事に使います。ただAdobeのファイルなどDropboxで同期してますが、最新になるのに時間がかかったりとストレスはありますね。
なので、やる気がなくならないように結局はメイン💻で使う(笑)— たってぃん (@win_takenoko) 2022年8月14日
集まった意見と自分の使い方を踏まえ、14インチMacBook ProとM2 MacBook Airの使い分け方を考えていきたい。
ありがとうございます!みんながレベルアップできていいですよねw
いい記事ですね!
いろんな方の使い方や考え方、すごく参考になります。
皆さんのとのやり取りを掲載しているのも、
空気感というか、回答者の方のニュアンスが伝わりやすいです。
ゴリさんが悩んでフォロワーさんに意見を求めることで、
読者の私達も勉強になるっていうありがたいサイトw