【検証】M1 MacBook Pro、夏でも5K2Kディスプレイ出力は発熱しないのか
冬場は発熱なかったが夏場での発熱はどうなのか、サーモグラフィーカメラで検証した
M1 MacBook Proは、5K2Kウルトラワイドモニターに接続しても、キーボード周辺を含む本体は全く熱くならず、ファンの音は全く聞こえなかった。同じ条件で16インチMacBook Proに接続すると、最高温度は45.3℃を記録。内蔵キーボードは、不快感を我慢しなければ使えない状態だった。
発熱とファン音の検証は昨年11月頃に実施。季節的な優位性があった可能性を考慮し、M1 MacBook Proは夏でも5K2Kディスプレイに出力しても発熱しないのか、検証してみた。
冬場よりは熱さを感じるが、まだまだ許容範囲
結論としては、11月の検証に比べて計測温度は上がっているが、作業ができなくなるほどの不快感はなかった。計測時は部屋内を27.5℃の冷房に設定してあり、MacBook ProをTwelve South Curve Stand for MacBookの上に設置してある。
Intelの13インチMacBook ProでUSBクーラーを使用した冷却効果を検証した際に、クーラーの有無で約44℃から約39℃まで下げている。M1 MacBook Proはクーラーを使わずに37℃台を保っていたため、夏場でも発熱しづらいことが確認できた。
熱くなりやすいTouch Bar部分は、36.5℃を記録。11月頃は27.4℃となっており、環境の温度が上がれば当然本体の温度も上がる。
Thunderbolt 3ケーブルの接続部分は40℃を超えていたが、この場所は作業中でも触ることがないため問題視していない。
なおM1 MacBook Proに何も接続しない状態では、やんわりと熱くなるものの外部キーボードを検討するほどにはならない。しかし「YouTube動画を4K画質で再生しても微動だにしない」と絶賛していたファンだが、1,607枚のRAWファイルの現像を試みたところ、ファンはしっかりと稼働。本体温度は計測できなかったが、16インチMacBook Proのような熱さだった。
さすがのM1 MacBook Proでも、1607枚のRAWファイルを一気に現像しようとすると、開くだけでファンが回るねw でも動作は比較的安定している。すごい。普通に考えてマジで凄い。16インチMBPだったらダイソンみたいな音してたと思うw
— g.O.R.i(ゴリミー管理人) (@planetofgori) 2021年7月6日
使用していたAdobe PhotoshopがM1 Macに最適化されていたため動作はそれほど重くならずに済んだ。事情がありRosettaモード(非ネイティブモード)で起動したところ、動作が極端に重くなり作業を断念した。
数百万単位の写真を一気に現像することは稀だが、これまで一切見えなかったM1 MacBook Proの限界が見えて少し安心した。ハイエンドの新型MacBook Proが楽しみだ。
そういえば、この前同じくらいクーラー効かせた部屋で人生初のM1触ったんですがiPhoneと同じく常温!っていう感じでしたわ笑
やっぱり発熱しないのは良いですね!ありがとうございました!
しませんっ( ー`дー´)キリッ
AppleはMacノートブックの動作中は周辺温度を10~35度に保つようにと案内していますから、それ以下の場合についてはAppleは動作を保証できかねますし、当然何らかの問題が発生する恐れはありますね。
実際には案内しているよりもある程度低い温度でも使用できるんじゃないかとは推察できますが、それはゴリさんの検証待ちということで。
まぁ極寒環境で使用することはないので、そういうレベルでの寒さは検証してないですが、普通に使ってる分にはバッテリーが上がる、という状況は見受けられなかったですね!
ただでさえ金属ボディだから余計冷えやすいですよねー
というか、夏の発熱は私は完全に盲点でした。私が一番心配しているのは、冬に冷えすぎてバッテリーがあがる事なんですが、実際どうでしたか?
夏に熱くなりにくいのはいいですね。
夏にあっちっぢ🤭になるのはノートの宿命かと思っていましたが、流石はM1!
私のインテルMacBookはブラウジングしてるだけで焼き芋石みたいになるので、早くM1Xに買い替えたぁい😂