「gfxCardStatus」でGPUを手動制御!15インチ型「MacBook Pro」の電池持ちを劇的に改善するアプリ

Gfxcardstatus goribookpro2016

「MacBook Pro 2016」を購入した人を筆頭に、独立GPUを搭載した15インチ型「MacBook Pro」の電池持ちを伸ばしたいという人は「gfxcardstatus」というアプリをインストールしましょう!

「gfxCardStatus」は昔からあるGPUを手動で制御することができるアプリケーション。外部GPUを使用せずに統合GPUのみを使用することによって電池持ちを伸ばすことができる人気のツールだったのだが、実は「macOS Sierra」のリリースとともに利用できなくなる問題が発生。

なんと「gfxCardStatus」自身が外部GPUに依存するプログラムとmacOSに認識されてしまい、統合GPUのみを利用することが不可能に。

強制的に外部GPUを使うようになってしまうのであれば電池を伸ばすどころか電池を消費する一方なので数ヶ月前にアンインストール。新型「MacBook Pro」を手に入れてから久しぶりに「gfxCardStatus」の互換性スレッドをチェックしたところ、macOS Sierra」にも対応したバージョンが公開されていることが判明!

実際にインストールしてみたところ想定通り動作していることはもちろんのこと、電池持ちも目に見えて長くなったので「gfxCardStatus」の最新版をインストールする方法について紹介する!

外部GPU搭載の15インチ型「MacBook Pro」のみ対応

「gfxCardStatus」を利用することができるMacは15インチ型「MacBook Pro 2016」を始めとした独立GPUを搭載しているMacのみ。つまり、2016年モデルでも13インチモデルは「gfxCardStatus」をインストールしたところで全く意味がない。

また、「システム環境設定」の「省エネルギー」設定の中には「グラフィックスの自動切り替え」という項目が用意されている。macOSが状況を見計らって統合GPUと外部GPUを自動的に切り替えてくれる機能だが、統合GPUでも問題なく動作するアプリでも外部GPUのパフォーマンスが必要だと判断し、切り替わることも多い。

System preferences gpu settings

外部GPUは電池消費が激しい。出先でライトな作業を長時間行いたい時は極力統合GPUに頑張ってもらい、電池持ちを伸ばしたいところだ。

「gfxCardStatus v2.4.3i – Integrated-Only Patch」をインストールする方法

それでは早速ダウンロードし、インストールしましょう。ダウンロードする「gfxCardStatus」のバージョンは「v2.4.3i」。下記の「v2.4.3i – Integrated-Only Patch」にある「gfxCardStatus.app.zip」からどうぞ!

ダウンロードしたファイルを解凍し、アプリケーションフォルダに移動してインストール完了。アイコンをダブルクリックして起動しようとすると「gfcCardStatus.appは、開発元が味覚のため開けません」と表示されてしまう。
GfxCardStatus MBPr2016 15

そこで、「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」を開く。「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」という項目に「gfxCardStatus.appは開発元を確認できないため、開けませんでした」と書かれた横に「このまま開く」というボタンが表示されているはずなので、これをクリック。
GfxCardStatus MBPr2016 15

再度以下の確認画面が表示されるが、今回は「開く」という選択肢が用意されているのでこちらをクリック。これで無事起動できるはず!
GfxCardStatus MBPr2016 15

「gfxCardStatus」の使い方と電池持ちの効果

「gfxCardStatus」を起動するとメニューバーに「d」というアイコンが表示される。これをクリックするとGPUを切り替えるためのメニューが表示される。

UIは日本語表示にも対応し、シンプルで使いやすい。デフォルトでは「自動切り替え」になっているが、「オンボードグラフィックのみ」を選択すると通知が表示され、統合GPUのみ利用する設定に切り替わる。
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切り替わった状態がこちら。この時、負荷の高いアプリケーションを開いても強制的に統合GPUを使うようになる。
GfxCardStatus MBPr2016 15

「gfxCardStatus」を使う上で注意しなければならないのは、「オンボードグラフィックのみ」にした状態のままで使うと一部のアプリケーションが正常に動作しない可能性がある。例えば、外付けディスプレイを統合GPU限定の状態で接続しようとすると出力されない。

映像や写真編集などパフォーマンスパワーが求められる作業内容を行う時は無理に統合GPUを使うのではなく、必要に応じてメニューバーから切り替えることをオススメする。

実際に「gfxCardStatus」で「オンボードグラフィックのみ」に設定し、いつも通り仕事をした結果、電池持ちを1〜2時間ほど伸ばすことができた。インストールせずに3時間半使用した時の電池残量は27%だったが、「gfxCardStatus」で「オンボードグラフィックのみ」で4時間使用した時の電池残量は50%だった。

作業内容も完全に一致しているわけではないので参考程度にしてもらえればと思うが、少なくとも僕は統合GPUのみの設定で電池持ちが伸びていることを体感することができている。

作業内容によって上手く使い分ければ今まで経験できなかった電池持ちを実現することができるかもしれない!独立GPUを搭載した15インチ型「MacBook Pro」を持っている人は是非お試しあれ!

Macの電池持ちを伸ばす基本的な方法や「MacBook Pro」2016年モデルの電池持ちを比較した記事も併せて参考にどうぞ!

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