AirPods 4購入直後レビュー。ノイキャンが予想以上に良くて超感激

AirPods 3からの買い換えもおすすめできるほど、本当によくできている

世間の注目はiPhone 16だろうが、僕は同時に発売されたAirPods 4のほうが感動が大きい。9月の新製品はAirPods 4が目玉商品ではないかとすら思う。

外出時はAirPods Pro 2を愛用しているが、純粋な着用時間だけで言えばAirPods 3のほうが圧倒的に使っている。理由は以下の記事にあるが、主に自宅内で使用しておりノイズキャンセリングが不要、インイヤー型に比べて耳への負担が小さく、長時間装着していても不快感がないからだ。

簡単に言うと、AirPods 4はAirPods 3に音質アップとノイズキャンセリングを追加したモデルだ。AirPods 3を愛用する人は全員、今すぐ買い換えたほうがいい。

使い始めて間もないファーストインプレッションではあるが、iPhone 16 Proよりも先にAirPods 4の魅力について熱く語らせてほしい。

オープンイヤー型なのに！？という感動のノイズキャンセリング

僕が購入したモデルは、AirPods 4のアククティブノイズキャンセリング対応モデル。2種類発売されたうちの高価なほうだ。

購入時点では、ノイズキャンセリング機能に期待はしていなかった。AirPods Proのようなインイヤー型ではないため、隙間から外音は入り込み”なんちゃってノイズキャンセリング”程度だろうと甘く見ていた。

良い意味で裏切られた。電車の中で初めて試し、外の音がスッと消えた瞬間、僕は思わず「やっべぇ」と洩してしまうほどの感動だった。満面の笑みだったに違いない。

オープンイヤーだしなぁ、って思って使ってみたら「！！！！！！！！」ってなるぐらい強い！！！！！！！！！！すごいこれ！！！！ https://t.co/fpZHPCYn3C

— g.O.R.i（ゴリミー管理人） (@planetofgori) September 20, 2024

ノイズキャンセリングのある生活に慣れると、地下を移動中の電車は騒音が不快だ。念のためにAirPods Proも持ち歩いていたが、その日は一切取り出すことなくAirPods 4で過ごすことができた。

確かにAirPods Proに比べればノイズキャンセリングは弱いと言える。しかしオープンイヤー型でありながらこれほどノイズキャンセリングが効くとは想定外だった。インイヤー型の不快感が苦手だがノイズキャンセリング機能が欲しいという人には、是非ともAirPods 4を試してほしい。

ただしノイズキャンセリング機能は周囲の音が騒がしい環境で力を発揮する。周囲が静かな環境で有効化した場合、耳の奥のほうに空気が押されているような圧迫感がある。慣れれば気にならないかもしれないが、ファーストインプレッションとしてはあまり心地が良くない。音がない環境ではノイズキャンセリングは無効化したほうが良さそうだ。

逆にノイズキャンセリング機能を無効化した状態では、AirPods 3と変わらない。つまりAirPods 3にノイズキャンセリング機能が追加されたというだけで、使い勝手が向上している。最高じゃん！

低音が増している

予想以上に優れたノイズキャンセリング機能だけではなく、音質も向上している。オープンイヤー型イヤホンの弱点である低音がしっかりと響いており、AirPods 3に比べて「良い音」が楽しめる。

ノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、電車の中でも音楽がしっかりと楽しめる。

ケースが小さい

ケースが小さいとは聞いていたが、開封した直後にその小ささに驚いた。予想以上に小さい。落とさないか心配だ。

ペアリングは相変わらずノーストレス

AirPodsのペアリング作業はとにかくノーストレス。近づけるだけで近くのデバイスで表示され、画面を数タップすればペアリングが完了する。AirPods 4の開封時、iPhone 16 ProとiPhone 15 Proが移行作業中だったため、iPad Proでペアリングを行った。外出時には移行が完了したiPhone 16 Proにも同期されており、すぐに使う始めることができた。

複数デバイスを頻繁に行き来する人ほど、AirPodsの使い勝手に感動するはずだ。