「Huawei FreeBuds 3」は”ノイキャンに対応したAirPods”と言っても過言ではない
HuaweiがAirPodsのデザインを丸パクリして実現できているならAppleも実現できるのでは、という期待
「AirPods 3」(仮称)はノイズキャンセリングおよび防水機能に対応すると噂されているが、どうやら技術的には実現することは可能なようだ。
Huaweiが、ドイツ・ベルリンで開催されている「IFA 2019」にて、アクティブ・ノイズキャンセリング対応のオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3」を発表した。Engadget 日本版によると、「Kirin A1」チップを内蔵し、デュアルチャンネルのBluetooth接続が可能となっていて、「Bluetooth 5.1」および「Bluetooth Low Energy 5.1」に世界初対応だという。
ANCは左右の騒音を15デシベルずつカットできる模様
注目のノイズキャンセリング機能は、左右の騒音を15デシベルずつカットすることができるとのこと。他にも骨伝導センサーの搭載や風切り音を軽減するデザインを採用していることが特徴となっていて、「AirPods」に対する優位性をアピールしていたようだ。
電池持ちはイヤホン単体で4時間、ケース付きで最大20時間。駆動時間そのものは「AirPods 2」よりも短いものの、ワイヤレス充電時においてフル充電にかかる時間は「AirPods 2」の2倍早いそうだ。
AirPodsのデザインを丸パクリした上でAirPodsの優位性を語っている様子はなかなか興味深いものがあるが、ここでAppleユーザーとして注目するべきなのは、AirPodsとほぼ同じデザインでありながらノイズキャンセリングが実現できている、ということ。
実際にオープン型のイヤホンでノイズキャンセリングがどれほど体感できるかは未知数ではあるものの、技術的に実現できるということは当然、Appleも実現できると期待したいところ。来年いつ頃登場するかは分からないが、Appleの答えが楽しみである。
(Image: 9to5Mac)