ローソン、成城石井を買収へ!スーパー事業に本格参入
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今年4月、高級スーパーマーケット「成城石井」が売却されることが報じられた。そして、本日、3年間保有していた投資ファンド「丸の内キャピタル」の手元から離れ、新たなスタートを切ることが明らかになった!
NHKニュースによると、ローソンが成城石井を買収する方針であると報じている!買収額は約550億円になると予想されている。
ローソン、成城石井の全株式を買い取る見通し
成城石井を保有していた丸の内キャピタルは2011年に成城石井を買収。4月に入ってから売却先を探していたが、金額面で各社と折り合いがつかず、最終的にローソンが残り売却先として決定した模様。MSN産経ニュースによると、550億円という売却額は同社にとって想定金額に達していないとのことだが、Reutersによると売却の事実が報じられた当時は「高すぎる」という声も上がっていたそうだ。
成城石井は輸入品などを多く取り揃える高級スーパー。美味しいワインやチーズなどを求めているのであれば、成城石井は選択肢の1つに入るような場所だ。現在、120店舗を構える。
一方、ローソンの店舗数は1万2000店舗を構える。伸びが鈍化しつつあると言われているコンビニ業界において、スーパーを傘下に迎え入れることによって調達コストの引き上げによる収益力向上を目指すそうだ。
ローソンは成城石井をそのまま残すが、周囲の状況に応じてローソンの出店用地を、成城石井に切り替えることも含めて協力する。事業の収益性をさらに引き上げ、ローソンとのシナジーをねらう考えだ。
(via NHKニュース)
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