Appleを丸パクリするXiaomi、Xiaomiを丸パクリする企業に苦言
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最近、Xiaomiは色々な意味で世界的に有名だ。
高性能で低価格、そしてデザイン性の高いデバイスを販売していることで、中国国内を中心に大成功を収めている。世界第3位の携帯電話メーカーに上り詰めた同社は2014年のスマホ販売台数が前年比3倍だったと発表している。
本国では高い評価を得ているXiaomiだが、アメリカではAppleの丸パクリ企業というレッテルを貼られている。恥ずかしげもなくAppleをコピーするXiaomiだが、逆にコピーされる立場になるのは許せないそうだ。
Androidheadlines.comによると、XiaomiのCEO、雷軍(Lei Jun)氏はXiaomiの端末や直営店を丸パクリする企業に苦言を呈したと話題になっている!
偽端末だけではなく、実在しないXiaomi直営店も登場
追っていた立場が、追われる立場へ。パクっていた側が、パクられる側に。
情報元によると、現在、中国国内にXiaomiの直営店らしき店舗が多数開店しているようだが、CEO自ら公の場で発言を強いられたのは、それらが全て偽店舗であるから。というのも、Xiaomiが大成功を収めた要因の1つとして、デバイスの販売を全てオンラインに限定したことが挙げられる。つまり、そもそも「Xiaomiの直営店」というものは実在しないのだ。
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つまり、現状ではそもそも実在しない直営店が勝手に作られ、Xiaomiのパクリ端末が販売されている、ということだ。中国、凄すぎる。
雷軍氏は自身のWeiboアカウントにてその事実を伝えるとともに、そのような店舗で購入するデバイスは間違いなく偽物のXiaomi端末である可能性が高い、とコメントしている。
(via Boy Genius Report、Cult Of Android)