Adobe Photoshop、AppleシリコンMacを正式サポート 一部機能は未対応
ネイティブ版は、Rosetta 2版と比べて「高速化が顕著」
Adobeは3月10日、「Photoshop v22.3」を公開。AppleシリコンMacを正式にサポートしたネイティブ(ユニバーサル)アプリになった。また最新バージョンでは、ラインツールおよび長方形ツールなどの機能改善も含まれている。
同様に構成された前世代システムと比べてパフォーマンスは約1.5倍
ネイティブアプリは、高速化が顕著。内部テストでは、ファイルの開封や保存、フィルターの適用をはじめ、コンテンツに応じた塗りつぶし、被写体の選択など負荷の高い操作を含むアプリケーションの多くの部分で、同様に構成された前世代のシステムでの平均パフォーマンスが約1.5倍に向上しているという。
機能の移植は、まだ一部が残っている。クラウド上での「編集に招待」や「プリセットの同期」のような、最近加わった新機能の一部はAppleシリコンMacで動作しないと警告。非対応機能が作業に欠かせないものである場合、Rosetta 2エミュレーション環境に切り替えるよう案内している。
Adobeは、デスクトップ版と同時にiPad版Photoshopもアップデート。クラウドドキュメントのバージョン履歴ならびにクラウドドキュメントのオフラインアクセスを搭載している。
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