Android向け有害アプリ急増殖、半年で35倍にも
Androidがマルウェアによる攻撃を制御出来ない状況が明らかになった。
SankeiBizによると、去年9月には2種類しかなかったマルウェアは、今年3月には70種類に急増したそうだ。
セキュリティー対策会社カスペルスキー・ラボのニコライ・グレベンニコフ最高技術責任者(CTO)によると、「マルウエア」と呼ばれる有害ソフトを組み込んだアプリのアンドロイドへの侵入は、展開が同じ段階にあるパソコンより速いペースで進んでいる。同社が突き止めたマルウエアは昨年9月に2種類だったが、今年3月には70種類に急増した。
同氏は「アンドロイドでのマルウエアの増加は著しく、今後さらに増えることは確実だ」と語った。同社は7~9月期にアンドロイド向けのセキュリティー対策を提供する。
この急増っぷりは驚きだが、当然といえば当然のことである。Androidはオープンさを売りに出しているが、裏をかえせば悪意を持った開発者にも全面的に開放していることになる。今後Android市場が拡大していくことは確実なので、今後さらにマルウェアの危険性も比例して大きくなるだろう。
スマートフォンは便利である一方で、同等のリスクがあることを今後スマートフォンに乗り換えるユーザーに告知する必要がある。そういう意味では、ガラケーって凄いよね。
(via SankeiBiz)
関連キーワード
コメント(1件)