ソフトバンク、カスタマイズされたユーザーインタフェースと用意されたアプリをパッケージ化した「スマセレ」発表
【img via ソフトバンク】
本日、ソフトバンクからカスタマイズされたホーム画面と予め用意されたアプリを1つのパッケージにされた「スマセレ」を発表した。サービス提供開始は6月上旬を予定。
簡単に言うと、要はホームアプリに用意されたアプリを1つのパッケージにまとめて提供するサービスである。ガラケーで言うところの「きせかえ」に「アプリ」がセットになって配布されているイメージが近いと思われる。例えば、ソフトバンクでも紹介されている通り、R25スマセレであればビジネスマンに受けそうなはてなブックマークやDropboxのアプリが同梱されている。
このスマセレの中でも注目すべきなのは、mixiの提供するmixiセレクト。パッケージされているアプリは、「サンシャイン牧場」や「30min.おでかけ」など知名度の高いものに加え、友達にアプリを紹介する「FriendApp」、本を紹介する「ブクログ for mixi」、友人同士でチャットが出来る「グループトーク」、写真をデコレーションして共有する「pikubo」など、mixiならではのコミュニケーションをベースにしたアプリが含まれている。
TechCrunchにも書いてあったが、今後アーリーマジョリティが次々とガラケーからAndroidに機種変をする人にとってGoogleよりmixiの方が馴染みやすく需要があることは十分に考えられる。依然としてアプリを探すことが困難であるAndroidのアプリマーケットで迷子になるよりは、普段使っているサービスを中心に必要なアプリを予め用意されていた方が、今後初めてスマートフォンを手にするユーザーにはしっくりくるのかもしれない。
mixiセレクトは、スマセレのリリースから少し遅れて6月中旬にリリースを予定している。提供料は無料だが、ソフトバンクの S!ベーシックパック(月額315円)に登録が必須となっている。
(via TechCrunch)