Apple、地図データのイメージ収集エリアを拡大ーー神奈川、埼玉、大阪など
Appleは2019年4月から10月までの期間中、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の241箇所において「Apple Maps」の品質向上のために使用するイメージ収集を実施することを案内している。
イメージ収集は自動車で行われ、収集したイメージに含まれる顔やナンバープレートを公開前にぼかし加工するなど写り込んだ人のプライバシーの保護を最重要視すると説明している。
自社で収集したデータで地図の情報精度向上を目指す
日本国内における地図データの収集は2018年6月に千葉県と東京都の一部地域で開始されると案内されていた。4月以降、イメージ収集エリアを拡大することにより、将来的に「Apple Maps」の情報精度が向上することが期待される。
2018年8月には地図データ収集車「Apple Maps vehicles」が目撃されていた。
Appleは2018年時点の情報として、過去6年間で「マップ」の地図データを大幅に刷新し、4年前からはサードパーティ製データの利用を取り止め、自社で収集した情報を利用していることを明らかにしていた。
収集した地図データにより、「Apple Maps」では道路情報や歩行者用道路情報の精度向上、バスケットボールコートや野球場、緑園や建物なども表示され、建物の形や大きさも正確に確認できるようになると紹介されていた。
すでに米国の一部地域では新しい地図データが反映されてる。今後、日本も同じように、極めて情報量の多い純正マップアプリが利用できるようになるかもしれない。
イメージ収集を行うエリア
茨城県
つくばみらい市、つくば市、北相馬郡、取手市、古河市、土浦市、坂東市、守谷市、常総市、牛久市、猿島郡、稲敷市、稲敷郡、龍ケ崎市
埼玉県
さいたま市、ふじみ野市、三郷市、上尾市、久喜市、入間市、八潮市、北本市、北葛飾郡、北足立郡、南埼玉郡、吉川市、和光市、坂戸市、富士見市、川口市、川越市、幸手市、志木市、戸田市、所沢市、新座市、日高市、春日部市、朝霞市、桶川市、比企郡、狭山市、白岡市、草加市、蓮田市、蕨市、越谷市、飯能市、鴻巣市、鶴ヶ島市
千葉県
佐倉市、八千代市、八街市、千葉市、印旛郡、印西市、四街道市、富里市、山武郡、市原市、市川市、成田市、我孫子市、木更津市、松戸市、柏市、流山市、浦安市、白井市、習志野市、船橋市、袖ケ浦市、野田市、鎌ケ谷市、香取郡
東京都
あきる野市、三鷹市、世田谷区、中央区、中野区、八王子市、北区、千代田区、台東区、品川区、国分寺市、国立市、多摩市、大田区、小平市、小金井市、府中市、文京区、新宿区、日野市、昭島市、杉並区、東久留米市、東大和市、東村山市、板橋区、武蔵村山市、武蔵野市、江戸川区、江東区、清瀬市、渋谷区、港区、狛江市、町田市、目黒区、福生市、稲城市、立川市、練馬区、羽村市、荒川区、葛飾区、西東京市、調布市、豊島区、足立区、青梅市、墨田区
神奈川県
三浦市、三浦郡、伊勢原市、厚木市、大和市、川崎市、平塚市、座間市、愛甲郡、横浜市、横須賀市、海老名市、相模原市、綾瀬市、茅ヶ崎市、藤沢市、逗子市、鎌倉市、高座郡
愛知県
あま市、一宮市、丹羽郡、北名古屋市、名古屋市、大府市、小牧市、尾張旭市、岩倉市、弥富市、愛知郡、愛西市、日進市、春日井市、東海市、江南市、津島市、海部郡、清須市、知多市、稲沢市、西春日井郡、豊明市、長久手市
三重県
桑名市、桑名郡
滋賀県
大津市
京都府
久世郡、乙訓郡、京田辺市、京都市、八幡市、向日市、城陽市、宇治市、木津川市、相楽郡、綴喜郡、長岡京市
大阪府
三島郡、交野市、八尾市、南河内郡、吹田市、和泉市、四條畷市、堺市、大東市、大阪市、大阪狭山市、守口市、富田林市、寝屋川市、岸和田市、摂津市、東大阪市、松原市、枚方市、柏原市、池田市、河内長野市、泉佐野市、泉北郡、泉南市、泉大津市、箕面市、羽曳野市、茨木市、藤井寺市、豊中市、豊能郡、貝塚市、門真市、阪南市、高槻市、高石市
兵庫県
伊丹市、宝塚市、尼崎市、川西市、川辺郡、神戸市、芦屋市、西宮市
奈良県
北葛城郡、大和郡山市、大和高田市、天理市、奈良市、御所市、桜井市、橿原市、生駒市、生駒郡、磯城郡、葛城市、香芝市、高市郡
(via APPLE LINKAGE)