Apple、自社製モデムの開発に着手か

Appleが、自社製モデムチップの開発に着手した可能性がある。Bloombergによると、ハードウエア技術担当上級副社長のJohny Srouji氏が、従業員との集会で明らかにし、「今後の重要な戦略的移行を可能にするものだ」と説明したという。

モデムチップは、4G/LTEや5Gなどのセルラー通信を行う上で欠かせない部品だ。Appleは2019年に7月にIntelからスマホ用モデムチップ事業の大部分を買収。それ以前の数年間はQualcomm製チップとIntel製チップを併用していた。iPhone 12シリーズは5G対応のため、全てQualcomm製のモデムチップを搭載している。