AppleのMRヘッドセット、WWDC23で披露されない可能性が浮上
景気の停滞、本体価格の高さ、エコシステムの不十分さなどに懸念
Appleは、MRヘッドセット(Reality Pro)をWWDC23で発表しない可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、AppleはMRヘッドセットが初代iPhoneを披露した時のような感動を与えられる可能性が低いとして、量産時期を1〜2カ月延期。2023年第3四半期(7〜9月)の半ばから後半にかけて開始する計画に変更されたという。
量産時期を延期する影響で、年間の予定出荷台数は20万〜30万台にとどまる見通し。当初は50万台以上と見られていた。
AppleがMRヘッドセットを投入すれば大きな話題になることは間違いない。しかしAppleはその状況を楽観視できない理由が多々あると、Kuo氏は指摘する。
量産に伴い本体重量など一部ハードウェア仕様の妥協を強いられたこと、エコシステムの不十分さやアプリケーション不足。景気が停滞しているのにも関わらず、53万円以上になり得る価格設定などが懸念点だ。
Because Apple isn't very optimistic about the AR/MR headset announcement recreating the astounding "iPhone moment," the mass production schedule for assembly has been pushed back by another 1-2 months to mid-to-late 3Q23. The delay also adds uncertainty to whether the new device…
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2023年3月30日
AppleはWWDC23を日本時間6月6日より開催すると発表。「Reality Pro」や専用OS「xrOS」に時間が使われないのであれば、例年どおり既存OSの最新バージョンが発表されるだろう。13インチ/15インチの新型MacBook Airも披露する時間的余裕もありそうだ。
ということは仮称Apple glasesも遠のいたのかな…🥺
ぎゃああああすいませんんん!!!今直しました!!!!ありがとうございます!!!
タイトルが”WWD”になっています!