Apple製テレビ、誕生か。15年ぶりに市場参入を再検討の噂
スマートホーム戦略の一環として、独自ブランドのテレビ製造を視野に
Appleがテレビ事業への本格参入を再検討している。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が最新ニュースレターで明らかにした。
Apple製テレビの開発構想は2009年から2011年にかけて浮上していたが、当時は市場環境や技術的な制約から実現に至らなかった。約15年を経て、同社は独自ブランドのテレビセット製造を改めて検討している。
Gurman氏によると、この新しい取り組みは次世代スマートホーム戦略の一環として位置づけられている。特に、開発中とされる壁掛け型スマートホームハブの成功を前提とした展開が想定されているという。
現在のテレビ市場ではLGやSamsung、Vizio等がプレミアムセグメントを牽引している。これらのメーカーは既にAirPlayやHomeKit、Apple TV+との連携機能を提供しているが、Apple製テレビではより深いエコシステム統合と革新的なユーザーエクスペリエンスが期待される。
2011年に他界したSteve Jobs氏は、伝記作家のWalter Isaacsonに「テレビを再発明する」というビジョンを語っていた。当時は「最もシンプルなユーザーインターフェース」の実現を構想していたが、現在のAppleはAIやスマートホーム技術の進化を活かした新しいアプローチを模索している。
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