Apple、独自のモバイル決済サービスを今秋リリースに向けて準備中か?!
ついにAppleも独自のモバイル決済サービスを提供するのか?!
The Informationによると、Appleは独自のモバイル決済サービスを今秋にリリースするためにVISAと話を進めていると報じている!これによって、ユーザーはデジタルコンテンツだけではなくリアルな商品の購入ができるようになるそうだ!
「A7」チップに内蔵された「Secure Enclave」を利用?!
AppleはVisaと連携してどのようにモバイル決済を実現しようとしているのだろうか。
情報元によると、AppleはiPhoneに搭載されている「A7」チップに含まれるコプロセッサー「Secure Enclave」を利用するとのこと。「Secure Enclave」はAppleによって認証されたセキュアな起動プロセスを利用し、他のシステムからは絶対にアクセスができないユニークなIDを持つため、ユーザーの決済に関する個人情報を安全に保管することを可能にするとのこと。
実は既に「iPhone 5s」ユーザーは「Secure Enclave」を使っている。それが「Touch ID」。Tim Cook氏も2014年第1四半期の決算発表にて「Touch ID」を考案した理由の1つとしてモバイル決済があったと公言していることから、「Secure Enclave」を活用してモバイル決済サービスをAppleが提供すること可能性は十分ある。モバイル決済に関しては「大きな可能性があるプラットフォームだ」とも発言している。
新たにクレジットカードを登録するような仕組みではなく、既にクレジットカードが登録されているiTunesアカウントを活用するのではないかと思われる。iTunesアカウントの総数は既に8億件。「Touch ID」と連携し、指紋認証1つで決済ができる世の中になる日もそう遠くないかもしれない。
Appleは今年の6月上旬にPayPalとも競技していたと伝えられている。一方、PayPalは「iOS 8」リリース後、「Touch ID」に対応することを発表している。
(via MacRumors)