今年App Storeで公開されたアプリのうち、有料アプリはたったの34%
【img via iPhone App Store by jeffwilcox】
App Storeがオープンした2008年、公開されたアプリのほとんどは有料だった。
Appsfireによると、2012年にダウンロードされたアプリのうち、有料アプリは全体の34%を占めるに留まったようだ。
広告やアプリ内課金モデルが主流になりつつある
2008年のApp Storeではダウンロードされたアプリのうち74%が有料だったことを考えると4年間でアプリ販売におけるビジネスモデルが変化していることが伺える。
最近は広告やアプリ内課金モデルが主流になりつつあるようだが、長く続くビジネスモデルはないため今後の展開に頭を悩ませているデベロッパーも多いようだ。
以下は公開されたアプリ数をまとめたグラフ。2012年には339,164本のアプリがリリースされたようだ。デベロッパーも2012年だけで95,468人増えたらしい。年会費が掛かるにも関わらず多くの開発者が集まったのはiPhone、iPad、そしてMacのプラットフォームに魅力を感じたということなのだろう。
【img via Cult Of Mac 】
アプリ数が増えることによる問題点も…
アプリ数やデベロッパーが増え続けることは素晴らしいことだが、母数が増えることによる問題も露呈している。最大の問題はほとんどのアプリがユーザーの目に触れないということだ。
上位のランキングに食い込むことができたアプリは1000本。同時に60,000本は実質人目に触れていないに等しい。App Storeで公開してもまったくダウンロードされないのであれば、個人デベロッパーは次々と離れていきアプリプラットフォームとしての魅力は激減してしまう。
Appleは今後もより良いプラットフォームとしてありつづけるために、アプリの露出を早急に検討する必要がありそうだ。
3本に1本はAppleに却下されている?App Storeに申請されたアプリ数が100万を突破したらしい | gori.me
(via Cult Of Mac)