「iOS 11」で刷新されたApp Store、ブラウジング経由のDL数が5%向上していることが判明
iPhoneの「App Store」アプリは「iOS 11」とともに劇的に変わった。「アプリケーションの世界で今起きていることを正確に把握しておけるようになる」をテーマとした「Today」のタブの追加やゲーム専用のタブも追加された。
このリニューアルは功を奏しているらしい。Sensor Towerの調べによると、「App Store」アプリ内において検索や外部サイト・アプリによる紹介を含まない、純粋にアプリを物色してダウンロードしてダウンロードされたアプリの割合は「iOS 10」と比較して5%も伸びていることが明らかになった!
App Storeを物色し、”なんとなくDLする”人が増えた
調べによると、「iOS 10」まではブラウジング経由のアプリダウンロード数は全体の10%程度。「iOS 11」がリリースされて以来、今年1〜3月は若干下回っているものの平均して15%まで割合が増えている。
上記は全世界を対象としたデータとなっているため、国によって文化が異なることはあるかもしれないが、「App Store」アプリを開き、「何か新しい、面白いアプリないかなあ」と物色する人は一定する存在する、ということだ。
なお、2017年5月から2018年4月の1年間のデータをサンプルとして実施されたアプリのダウンロード元の調査によると、ゲームは物色してダウンロードに至る場合が全体の24%も占めているが、ゲーム以外のアプリは9%に留まっている。
逆に、非ゲームアプリは検索経由が69%を占め、ウェブ経由も約1割もある。ゲームも検索経由が最も多い流入元は検索経由であることは間違いないが、割合は全体の56%経由となっている。
「iOS 11」によって「アプリの”メディア”」として進化したApp Storeだが、その成果は十分見られているようだ。
(via AppleInsider)もっと読む
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