Logic Pro X、Mac Pro(2019)に最適化されたアップデートを配布
最大56個の処理スレッドに対応、トラックとチャンネルの最大数を1,000本まで引き上げ
Appleは「Logic Pro X」の最新バージョン「バージョン 10.4.5」を配信開始した。
新しくなったアプリケーションでは先日発表されたMac Pro(2019)用にパフォーマンスが最適化され、最大56個の処理スレッドに対応するなどの改善が行われている。
また、ステレオ・オーディオ・チャンネル・ストリップやソフトウェア音源チャンネル・ストリップ、オグジュアリー・チャンネル・ストリップ、外部MIDIトラックは最大1,000本まで引き上げられている。
「バージョン 10.4.5」のリリースノート
パフォーマンスの向上
- 大規模なセッションでの作業時にミキサーとイベントリストの応答性が向上します
- 多数のFlex Time編集やテンポチェンジを含むプロジェクトで、より効率的に作業できます
- Mac Pro用にパフォーマンスが最適化され、最大56個の処理スレッドに対応するなどの改善が加えられています
- このアップデートには、ほかにも安定性とパフォーマンスの改善点が含まれます
トラックとチャンネルの最大数の引き上げ
トラックとチャンネルの最大数が以下の数まで引き上げられます:
- 1000のステレオ・オーディオ・チャンネル・ストリップ
- 1000のソフトウェア音源チャンネル・ストリップ
- 1000のオグジュアリー・チャンネル・ストリップ
- 1000の外部MIDIトラック
- チャンネルストリップあたり12のセンド
新機能
- ループブラウザでループタイプによるフィルタを適用でき、複数のループをまとめてプロジェクト内にドラッグ&ドロップできます
- DeEsser 2プラグインのデザインが一新され、オーディオトラックの歯擦音を低減するためのオプションがより多く提供されます
- MIDIビートクロックを個別のポートに送信でき、タイミングオフセットやプラグインの ディレイ補正などをポートごとに設定できます
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2019.10.01
2019.07.23
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