シティユースに最適化されたカメラバッグ「WANDRD PRVKE」を徹底解説【Supported by GIN-ICHI】

ミニマルなデザインを保ちながら多機能を実現、幅広いニーズと使い方に対応したバックパック

WANDRD PRVKE Series Powered by GIN ICHI top

カメラバッグぽくないカメラバッグがほしい」という理由で本記事にたどり着いた人は、大正解だ。WANDRD PRVKEは、シティユースを想定したロールトップ型のバックパック。専用のカメラキューブを用意すれば機材を安全に持ち運べるカメラバッグになるが、なくても”かゆいところに手が届く”バックパックとして普段使いしやすい。

ゴリミーでは、これまでFERNWEHPRVKEの旧モデル新モデルの31リットル41リットルを購入し紹介している。今回、日本国内でWANDRD製品の代理店を務める銀一株式会社の協力により、WANDRD PRVKE最新モデルの全ラインアップを体験させてもらった。

WANDRD PRVKEシリーズは、「日常的にカメラを持ち運ぶ」というライフスタイルを可能にさせてくれるカメラバッグだ。カメラを安全に持ち運びながら、ノートPC、書類、衣類、その他小物諸々も入れられる。サイズ展開も豊富だ。考え抜かれた機能性を知れば、国内外ともに愛用者が多い人気のバックパックであるこ理由が分かるだろう。

カメラバッグを探している人は参考にしてもらいたい。

PRVKEシリーズのサイズ展開:小・中・大・特大の4種類

WANDRD PRVKEの最新モデルは、11リットル(PRVKE Lite)、21リットル(PRVKE 21)、31リットル(PRVKE 31)、41リットルの(PRVKE 41)の4種類が用意されている。基本的な構造は同じだが、Liteモデルのみ一部ポケットが省略されており、WANDRD専用のカメラキューブを使わず直接カメラを収納する仕組みになっている。

WANDRD PRVKE Series Powered by GIN ICHI 196
PRVKEシリーズ全4種類

PRVKE Liteは、普段使いに比重を置いており「カメラも可能であれば持ち運びたい」という人に最適なサイズだ。比較的大きいカメラや複数レンズを持ち運ぶのであれば、PRVKE 21以上のサイズを検討したほうが良いだろう。人気はPRVKE 31だが、銀一によると、大型のカメラを扱う人が増えたことでPRVKE 41の需要も高いという。

PRVKE 41はマチが22.5cmあるため、PRVKEシリーズの中で唯一自立する。使い勝手が良くなるが、狭い場所や脚の間の収まりは悪い。経験上、普段使いするのであればPRVKE 21またはPRVKE 31がおすすめだ。

以下にPRVKEシリーズのサイズと重量を記載した。重量はあくまでも本体のみ。カメラキューブを追加する場合、360〜500gの重さが加算される。カメラキューブのサイズなどは「メインポケット(下部)」の項目を参考にしてもらいたい。

PRVKE Lite PRVKE 21 PRVKE 31 PRVKE 41
容量 11〜16L 21〜26L 31〜36L 41〜46L
縦幅 40cm 42.5cm 47.5cm 52.5cm
横幅 27.5cm 27.5cm 31.2cm 31.2cm
マチ 13.7cm 16.2cm 18.7cm 22.5cm
重さ 1.1kg 1.3kg 1.5kg 1.7kg

以下に背負った様子を紹介する。男性モデルは僕だが(すいませんねぇ)、女性モデルはぱくたそのフリー素材としても活躍する井隼そらさんに務めてもらった。参考にしてもらいたい。


(左上から順にLite、21、41、31)


(左上から順にLite、21、41、31)

PRVKEシリーズのポケット大全集

PRVKEシリーズがおすすめできる最大の理由は、仕分け用ポケットの豊富さ。カメラ機材以外に小物を入れる場所があり、収納に困らない。

以下にPRVKEシリーズのポケットと活用方法を解説する。

PRVKEシリーズの構造

WANDRD PRVKE rolltop

まずはPRKVEシリーズの構造を解説しよう。PRVKE 31の場合、通常の容量は31リットルだが、上部のロールトップを展開すると5Lの容量が追加され、最大36L相当のサイズになる。背中側を開いて荷物を取り出す想定の構造だが、上半分はロールトップから、下半分の一部はサイドポケットからもアクセスできる。

背中側が開く仕組みになっている理由は、地面にバッグを置いても背負う部分が汚れるのを避けるため。表側は撥水加工が施されており、汚れは一拭きで綺麗になる。

PRVKEシリーズの表側・背面側

WANDRD PRVKE Features 2

PRVKEシリーズは、バッグ全体を開くことなく大小の荷物を収納するポケットがある。また専用のアクセサリストラップを利用すれば、バッグの外に荷物を取り付けられる。

①フロントポケット

前面にある縦長のフロントポケットは、書類や本など厚みのないアイテムを収納するのに最適。中に仕分けはないが、見た目よりマチに余裕がある。頻繁に使うものを入れておくと良い。
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②アクセサリフック

アクセサリフックは、前面に4カ所、底面に4カ所ある。WANDRD製アクセサリーストラップが取り付けられる。
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バックル部分はマグネットで固定される仕組みで、着脱が容易。ブラック、カモ、レッド、タンの4色のうち、最も派手なレッドがおすすめだ。背面に取り付ければ、三脚やバッグ内に収まらないアウターを巻きつけておくのに役立つ。
Tripod on the back of my WANDRD PRVKE 31 01

他にもWANDRD製のポーチを取り付けることができる。ポーチを外付けする仕組みは画期的。普段はバッグ内に入れておき、荷物が増えてしまった状況で役立つだろう。
Accessory strap and pouch on WANDRD PRVKE 01

③隠しパスポートポケット

背中部分の分厚いクッションの裏には、隠しパスポートポケットが用意されている。パスポート以外に駐車券、予備の小銭、名刺入れなど、薄くて細長いアイテムを入れておくのに役立つ。
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PRVKEシリーズの側面・ロールトップ

WANDRD PRVKE Features 3

次にバックパックの側面やロールトップを紹介する。ロールトップ部分はPRVKEシリーズの特徴でもあり、サイドアクセスはシャッターチャンスを逃したくない人に役立つ構造だ。

①ロールトップ

PRVKEシリーズのロールトップは、共通して5リットルの容量を増やすことができる。使用素材はナイロン。ロールトップ内部には小分け用のポケットはない。

WANDRD PRVKE 31 2021 New Model Review 44

容量の拡張は便利だが、上にあるマグネット式ハンドルを取り外し、固定しているGフックを外した上で開く仕組みは、咄嗟に荷物を取り出す可能性があるアイテムの収納には向かない。衣類など頻繁にアクセスする必要がないものを入れると良い。

②コンプレッションストラップ

PRKVE 21以上のモデルは、左右にコンプレッションストラップが用意されている。ペットボトルホルダーに三脚を収納した際の固定力アップに役立つ。

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PRVKE Lite(1番左)はコンプレッションストラップがない

③ペットボトルホルダー

ペットボトルホルダーは、ファスナーで展開する仕組み。内側には伸縮性のある素材が使用されている。PRVKE 31であれば、ナルゲンの1リットルボトルがギリギリ収まる。バッグのマチに比例してサイズが変わるため、PRVKE Liteは狭め、PRVKE 41は広めに作られている。

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PRVKE Lite着用、500mlボトルを使用

④鍵用ポケット

PRKVE 21以上のモデルは、鍵を収納する専用のポケットがある。中にはクリップも用意されており、万が一ポケットが空いていても落下を防げる。

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ポケットのファスナーは背中側に向いており、盗難防止に一役買っている。

⑤カメラ用サイドアクセス

シャッターチャンスが訪れたとき、カメラを素早く取り出し撮影する上で欠かせないポケットが、サイドアクセス。左肩にバックパックを掛けた状態で、右手でカメラを取り出せる。地面がぬかるんでいる場所など、バッグを置きたくない状況下でも役立つ。

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サイドアクセスのポケット裏には、バッテリーやSDカードなどを収納できるエラスティックバンド付きのポケットが用意されている。ポケットはファスナーで覆われており、バンドを使わずに放り込んでおくことも可能だ。
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⑥チェストストラップ

チェストストラップは、WANDRD独自のクリップ型を採用。取り付けは比較的簡単だが、取り外すために極小のストラップを引っ張る必要があるため、指先がかじかんでいるとき、手袋をしているときは、使いづらく感じる可能性がある。

WANDRD PRVKE 41 First Impression 15

ショルダーストラップは程良い厚みがあり、肩から腰にかけて広がるように湾曲したデザインになっている。Peak Designのキャプチャクリップも取り付けられる。

PRVKEシリーズの内側・クイックアクセスポケット

WANDRD PRVKE Features

最後にPRVKEシリーズのメインである、バックパックの中身を紹介する。バックパックの周囲を覆う大型のファスナーを開くことでアクセスできる構造になっており、リング型の引き手部分(ファスナートップ)のおかげで開閉は容易だ。

①クイックアクセスポケット

クイックアクセスポケットは、厳密にはバッグの内側ではなくロールトップとメインポケットを開くファスナーの間に位置している。頻繁に使う小物を入れておくと便利だ。

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僕の場合、リップクリーム、目薬、iPhoneの充電用ケーブルとモバイルバッテリー、レンズクロス、AirPods Pro、ペンを入れている。

②メインポケット(上部)

メインポケットの上部は、ロールトップからもアクセスできるエリア。ポケットのカバー部分は、クイックアクセスポケットとなっている。ラベルを引き離すように引くことで開ける。

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以下は使用例。ガジェットポーチを下のほうに、アウターを上のほうに入れることで、背面側からはガジェットポーチにアクセスでき、アウターはロールトップから取り出せる。構造を踏まえた荷物の入れ方を覚えると、より快適に使える。

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③メインポケット(下部)

下部のメインポケットは、カメラを収納する場所。カメラを持ち運ぶのであれば、PRVKE Lite以外のモデルはカメラキューブを別途購入する必要がある。モデルによって対応するキューブが異なるため、対応アクセサリを以下の表にまとめた。

PRVKE Lite PRVKE 21 PRVKE 31 PRVKE 41
対応カメラキューブ
(下部)
エッセンシャル
カメラキューブ
(360g)
エッセンシャルプラス
カメラキューブ
(420g)
エッセンシャルディープ
カメラキューブ
(500g)
対応カメラキューブ
(上部)
ミニ
カメラキューブ
(270g)
ミニプラス
カメラキューブ
(290g)
対応カメラキューブ
(上下同時)
プロ
カメラキューブ
(600g)
プロプラス
カメラキューブ
(670g)
プロディープ
カメラキューブ
(700g)
アクセサリーストラップ
ウェイスとストラップ

上下に分かれている背面ポケットのうち、上部に収まるサイズは「ミニ」、下部に収まるサイズは「エッセンシャル」、上下どちらも埋めるサイズは「プロ」と名付けられている。「ミニ」と「エッセンシャル」を組み合わせることで「プロ」のような使い勝手もできるが、長いレンズを収納する場合は「プロ」を使うことで、上下を分ける”壁”を取り除くことで収まる。

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ミニカメラキューブを入れた状態

④小物ポケット

小物用ポケットは、合計3つ用意されている。2つはケーブルが収まる程度のもの、1つは横長のもの。どちらもマチはあまりないが、ファスナーが付いておりSDカードやペンなどの小さいアイテムを入れやすい。カメラキューブに面していることから、六角レンチやレンズクロスなども良いだろう。

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特に上2つの小さいポケットは、全体のファスナーを少し開くだけでアクセスできる。クイックアクセスポケットほどではないが、たまに利用する小物を入れておくと活用できるだろう。

⑤PC/タブレットポケット

多くの現代人に欠かせない、ノートPCとタブレット用のポケットも完備。タブレットを持ち運ばない人でも、タブレット用ポケットを書類やノートを収納する場所として活用できる。2つのポケットは、面テープで抜け落ちるのを防ぐ構造になっている。

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ノートPC用ポケットは、最も背面側に位置するポケット。メインポケットを少し開くだけでアクセスできる構造だ。最大16インチの製品まで収納できる。

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シティユースに最適化されたバックパック

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カメラバッグは無数にあり、各社の強みと弱みがある。WANDRD PRVKEシリーズは、シティユースを大前提としたカメラバッグだ。カメラ機材だけではなく、仕事用のノートPCや書類、ジム用の着替えが収納でき、帰り道にスーパーで買ったものも放り込める。

頑丈な素材を使用しているが、日常生活に溶け込むシュッとしたデザインを採用している。ロールトップ構造のおかげで、荷物が少ないときはコンパクトにまとまる。トートバッグのように持ち運べる持ち手があり、背負いたくないときは手持ちしやすい。

シティユースがメインでも、アウトドアで使用するポテンシャルもある。現在のPRVKEシリーズは、背面のクッション性はまるでソファのような厚みがある。専用のヒップベルトを付ければ、重い荷物は格段に背負いやすくなる。

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またポケットとして紹介しなかったが、底面にはレインカバーが入る専用のポケットが隠されている。豪雨に打たれても荷物を守ることができる。

注意点としては、カメラ本体にフレームなどは入っていない。肩への負担に敏感な僕の場合、10kg未満の荷物であれば長時間背負っていてもヒップベルトとの組み合わせで快適に背負えるが、10kgを超えてくると肩へ負担は無視できない。カメラ機材だけであれば安心だが、MacBook Proなど重めのノートPCを持ち歩く人は、要注意だ。

僕はこれまで、PRVKE 31を都内のカフェから熱海の海まで、あらゆる場所に持ち運んでいる。旅行のときはカメラ機材と着替えを詰め込み、夏の畑に行くときは中身をすべて空っぽにして大量のドリンクボトルを放り込んだ。普段使いしやすいカメラバッグは、どんなシーンでも活躍してくれる。

Me and WANDRD PRVKE 31

カメラバッグの多くは、機能性を重視するあまり”カメラバッグ感”が溢れ出ている。PRVKEシリーズは、ミニマルなデザインを保ちながら多機能を実現。幅広いニーズと使い方に対応するバックパックとして理想的だ。カメラバッグを探している人は、是非検討してもらいたい。

以下に国内正規品の購入リンクを載せておく。Lite以外のモデルは「フォトグラフィバンドル」が用意されており、本体以外に対応カメラキューブ、ヒップベルト、ストラップが同梱されている。ストラップは旧型となっており、最新のマグネット式のものではない。

最初からプロサイズのカメラキューブを使用したい場合は、バックパック本体の単体購入をおすすめする。

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更新日2022年02月04日
コメント(1件)

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  1. たってぃん(コメントID:621314)

    女性が、背負っている白とサイズ感いいですね!
    妻に買おうかなー🤔

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