「CP+ 2016」を彩る美人コンパニオン写真まとめ & 思いやりのある撮影マナーについて
2月25日(木)から2月28日(日)の期間中、パシフィコ横浜にて開催されている「CP+ 2016」。
カメラ好きであれば毎年恒例のイベントの1つ。僕もぱくたそのカメラマン見習いとして昨年に引き続き参加することに!
出店していた各メーカーの記事は追って公開するとして、まずは皆さんが気になるであろう美人コンパニオンさん達の写真をまとめたので紹介する!また、撮影する側もされる側もハッピーでいるために、常に意識したいコンパニオンさんを撮影する際のマナーについてまとめておく!
「CP+ 2016」を彩る美人コンパニオン写真(その1)
それでは早速以下にメーカー別の美人コンパニオンさんの写真をまとめておく!
TAMRON(タムロン)
MyBook(株式会社アスカネット)
IO DATA × WD
SIRUI(シルイ)
VANGUARD(バンガード)
SanDisk(サンディスク)
SD Association
「CP+ 2016」を彩る美人コンパニオン写真(その2)
枚数が多いのでちょっと一息。ただ、素敵な美人コンパニオン写真はまだまだあるので、引き続きどうぞご覧あれ!
Lexar By Micron
Canson Infinity(キャンソンインフィニティ)
CASIO(カシオ)
OLYMPUS(オリンパス)
FUJIFILM(富士フィルム)
EPSON(エプソン)
写真・映像用品年鑑(日本写真映像用品工業会)
勝勢科技(股)公司
DAIV(mouse)
(※すべての写真はRAWで撮影、レタッチ済み)
思いやり、大事!僕の考える撮影マナーについて
さて、今回こうしてコンパニオンさんを撮影した大きな理由がある。それは昨年公開した「CP+ 2015」の美人コンパニオン写真について見知らぬ人から突然の攻撃を受けたことがきっかけだった。
当時、まだ写真撮影に慣れていなかったこともあり、今見返してみると確かにお世辞にも「良い写真」とは言えない写真を公開していたことは認めるが、その時に指摘された内容でどうしても納得できない点があった。
作った笑顔よりも自然な笑顔ーー被写体への配慮は最優先
それは、「どうしてフラッシュを使わないのか」「顔に影が入ってモデルが可哀想だ」と言う内容のもの。要はフラッシュを使え、と。
皆さん、想像してみてください。1日中、見知らぬ人からエンドレスにフラッシュを浴びながら笑顔を作り続けるという状況を。ハッキリ言って苦行だ。
いくらプロのコンパニオンとしてのお仕事とは言え、辛いものは辛い。よくテレビなどで「フラッシュの光に注意してください」という警告を見たことがある人も多いと思うが、まさにそれと同じ状況だ。
「CP+」に来場するカメラマンはとてつもなく高性能なカメラ機材を持ち歩いていることが多い。会場内は比較的暗いため、フラッシュも光量を強めに出して撮影する人も少なくないが、フラッシュを実際に受けたことがある人はその眩しさをよく知っているはず。それでも本当にフラッシュを使うべきなのか。
コンパニオンさんも人間だ。作られた笑顔よりも自然な笑顔。それを引き出すためには「自分の理想とする写真を撮る」ことよりも「被写体に対する気遣い」を最優先するべきだと考えている。
元コンパニオンに取材したところ、そもそも「CP+」のコンパニオンとして起用されている方々の基本的な仕事内容はパンフレットの配布や受付作業。決して被写体対応がメインではない。
撮られることを分かった上でエントリーしているとは言え「1時間フラッシュの中は相当辛い」とのことで「目がかなり疲れるし、表情もずっとつくってなきゃだから、結構きつい」と教えてくれた。
さらに本記事公開後にコメントで教えて頂いたのだが、そもそも「CP+」ではプレス関係者以外のフラッシュの使用は基本的に禁止されている。ただ、周りを見渡す限り、大勢の一般客がフラッシュを必要以上にバンバン焚いていることから、この項目はあまり認知されていないのかもしれない。僕自身も今回、初めて知った。
パシフィコ横浜展示ホール会場内の撮影については、「撮影禁止」の掲示がない場合は問題ありません。ただしプレス関係者以外の方の一脚、三脚、レフ板などの使用や意図的にフラッシュをたく行為は禁止です。他のお客様の妨げにならないようにご注意願います。また出展社ブースにつきましては、出展社ブース内の規定を遵守してください。なお撮影された写真データ等をブログ等に掲載する場合は肖像権に十分ご注意ください。大さん橋ホールにつきましては、出展者ブース内の規定を遵守してください。
※赤文字は当方にて編集。
今回、僕は被写体の気持ちを最優先するために撮影した写真はすべてフラッシュを焚かずに撮影。使用したレンズは「EF85mm F1.2 II USM」。フラッシュ無しでも十分素敵な写真が撮影できたと自負している。
僕が実践している撮影時のマナー
では、コンパニオンさんに配慮する撮影マナーとは具体的にどうするべきか。
まず、撮影する前に撮影しても良いか、しっかりとコンパニオンさんに確認を取りましょう。よほどのことがない限り「NO」とは言わないとは思うが、「これから撮らせて下さい」ということを伝える意味でしっかりと聞くことが大事。
次に、僕はフラッシュそのものを一切使うべきではないとは考えていないが、実際にコンパニオンさんが眩しいと感じている事実があることから、フラッシュを使わないことに越したことはないと考えている。被写体のことを最優先に考え、フラッシュを浴びる回数を少しでも減らせた方が良いという結論に行き着いた。
なお、フラッシュを使わない場合はフラッシュを使わないことをしっかりとアピールした方が良い。眩しいものが来ないと分かっていると目も見開くことができ、素敵な笑顔がもらえそうな予感!
どうしても光量が足りない場合は少し明るい場所にコンパニオンさんに来てもらえないか打診するのも良いだろう。実際、今回の撮影でもライティングの都合上、数歩下がってもらったケースもあった。
撮影直前は元気な声で「よろしくお願いします!」の一言を、撮影後は元気な声で「ありがとうございました」の一言で締める。挨拶は基本中の基本だと思うので、特に大事にしている。終わった後は共に配っているパンフレットなどをもらいつつ、アピールしている内容に耳を傾けると特に好印象ではないだろうか。
最もNGな例は無言で撮影して撮るだけ撮ってフラッシュをバンバン焚いて何も言わずに去る人。さらに最悪なのは無断でローアングルで撮る人。もう犯罪スレスレ、というか実質アウト。そういう欲は別のところで満たしてきて下さい。
写真撮影はカメラを介したコミュニケーション。”会話”をしたその一瞬がお互いにとって幸せな一時になるように、思いやりをもって撮影する人が増えるといいなあと心から思う。
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長いメッセージありがとうございます!肩書きという立場を「実力」と履き違えている前提でコメントを頂くことは真に残念ではありますが、それぞれ段階的に解説させてください。
まず、これはすべてのカメラマンに向けた内容となっており、一般客だろうとプレスだろうと関係なく「コンパニオンさんには配慮しましょうね」という内容になっています。よって、何か一般客だけを対象に何かをに強いているつもりはありません。そのように読み取れるような表現がございましたら、大変申し訳ございません。
また、プレスの時間帯に参加していたことは事実でありますが、僕の中の優先順位として実際に展示されているブースを見て回ることが優先されていたため、撮影は一般客が入場する1時間ほど前からぼちぼちスタートしました。プレス向けの時間帯とは言え、プレスと招待客が大勢いるため、実はそれほどすいていなかったような印象はありました。人が多く通りますので、人通りを待ってから撮る、ということは少なくありませんでした。
なお、もちろん早めの時間帯とは言え人気の方にはカメラマンが群がっておりました。その時は僕はその方を撮ることを一旦諦め、空いている時や余裕がある時に撮らせてもらいました。実際、「この方は大人気すぎてちょっとむずかしそうだな」という方はそもそも諦めるか、しばらくその場で待つこともしました。
被写体へのリクエストですが、たまたま僕しか撮影しておらず、一歩下がるだけでライティングの条件が改善されるという状態だったのでリクエストをさせて頂いたという状態です。さすがに毎回言うのはいくらプレスでもちょっと遠慮したほうが良いかなあとは思います。
プレスの人だから良い写真を撮ってくれるという期待感についてですが、僕はプレスの首掛けがコートの中に埋もれていたので多分そこまで見えなかったと思います。毎回プレスかどうかを確認されてますかね、コンパニオンさんは。実際に招待客の方が圧倒的に多いため、僕自身もプレスが誰なのかもよく分かりませんでいた。という訳で、そこまで考えたことがありませんでした!申し訳ございません。
最後になりますが、
自分自身の「立場」を利用していませんか?肩書きという立場を「実力」と履き違えていませんか?
というお言葉ですが、立場を実力と履き違えていることは無いかと思います。僕自身、カメラが得意という自覚も無いですし、純粋にコミュニケーションを取ることが好きなのでカメラを通じてそのコミュニケーションが行えることを楽しみの1つとして感じています。
僕が提案した撮影のマナーは、すべて網羅できないとダメとは一言も言っていません。100のうち100できないにしても50できるのであれば0よりは良いと思いますし、もっと広いことを言えば一人ひとりがマナーに対して考えるきっかけになってもらえればと思って書きました。
以上、よろしくお願い致します。
おっしゃることはわかります。考え方としては同じです。
「カメコのマナー」というものを代弁していただいたんですよね。
「撮影」という行為を、コミュニケーションツールとして使うか、ただ単に自己満足のために使うのか。
その考え方が、「撮影者」と「被写体」の関係の決定的なさだと思います。
俗に言う「カメコ」は、後者だと考えます。相手のことを考えず、自分のことしか考えない。
フラッシュを使うことで被写体に対する影響がどのくらいか。まあ、ディフューザーを使っている人も多いですけどね。
私も同展示会でコンパニオンさんとお話をする機会がありましたので、言われていたことはほぼ同じでした。
ただ。
写真、拝見させていただきました。
これらの写真は
「他に人がいない状態で、コンパニオンさんに場所とポージングをお願いしての撮影」
ですよね?おそらく、プレスの時間帯で一通り撮らせていただいたものだとイメージします。
そうでなければ、短焦点のレンズでの構図取りはできないと思います。85mmでバストアップの写真を撮るようであれば、それなりの距離も必要だと思います。
「フラッシュ無しでも十分素敵な写真が撮影できたと自負している」
とおっしゃっていますが、それには繰り返しになりますが、
「撮影する人が自分以外にいなくて、被写体と自分の周りのスペースが充分にあって、被写体にリクエストができて、自分の持っているシステムを発揮できる環境を作れること」
という条件になっていると思います。
一般の方々にそれを求めていますか?それとも、
「自分はプレスとして入っているからいい写真撮れるんだよ」
とおっしゃっていますか?
「明るい場所に移動してもらうようにお願いしている」ともおっしゃっていますが、一般の方がコンパニオンさんに「写真を取りたいのでパンフレットを配っている場所から移動してもらえますか?」なんて言えますか?まず聞いてもらえないと思いますが。
貴方が「カメラマンだから」というより、コンパニオンさんたちも
「プレスの人が写真を撮ってくれてどこか媒体に載るだろうから」という期待感?でプレスカメラマンの要求に応えているかもしれません。その点を考えたことはありますか?
自分自身の「立場」を利用していませんか?肩書きという立場を「実力」と履き違えていませんか?
そのあたりも考慮していただければと思います。
長文失礼しました。
おっしゃる通り。また、フラッシュを正面から使うと顔もフラットになってどうも良くない。去年は一切使わなかったのですが、今年はなんとかく会場が暗いようで、ブレてしかたない。と言うのは私の写真機は古くて感度低い(camedia C-7070 – ISO400まで)、、、で仕方なくどうにか届く程度でフラッシュ使いました。
解決策!(やや漠然とした提案ではありますが)
天井のライトをもっと下げて、通路上方に配置。そうすればブースの通路側に向かって立っていてもコンパニオンさんはいくらか明るくなる。そもそも、何十メートルもある天井にライトを置いておくなど、電力の無駄遣いもいいとこ、だと思いませんか? 見たら、全数のちょうど1/2だけ点灯していた。節約しているつもりでしょうけど、特に高層ブースなど無いんだから、全ライトを15-10m(感で)下げれば、さらに何灯か減らしても、私の7070でもフラッシュなしで撮れると思う。7070で撮れるならおそらく他のどなたも文句なしでしょう。ホント、CPに言いたい。 そいて、”コンパニオンさんの健康のために(とあえて記載して)フラッシュはお控えください”と明確にアナウンスすべし。立て看板とか。
わかるけどこんなダメ写真は撮りたくないわ
この記事に賛同いたします。
私もCP+に参加して、最新の技術を体験し、記念程度にコンパニオンさんを撮影させていただきましたが、コンパニオンさんが非常にかわいそうに見えました。無断の撮影、無数のフラッシュ、そして1人で何枚も何枚も撮影される方…
純粋にCP+を楽しみに来ている人のすごい邪魔ですし、
一番懸念されるのは、マナーやルールを守って撮影されているカメラマンさんも、同じ存在として会場に来ている人から思われてしまうことだと思います。
実は、私は会場で言われました「なぜフラッシュを使わないのか」と。その場で揉めたくなかったので「私は記念として撮影させていただいているだけですので」と答えるとその方は何も言わずに立ち去りました。
個人の自由と言って身勝手に撮影されている方。
本当に、「そういう欲は別のところで満たしてきてください」ですね。
フラッシュがあると撮影される瞬間がわかるので目を開きっぱなしにしなくて済む、というコンパニオンさんもいるそうですが、いずれにせよギラギラの超強いストロボを当てるのはさすがにマナー違反かと思いますので、必要最低限に抑えたほうがお互いハッピーになれるかと思ったので、このような記事を書かせて頂きました!
僕もまだまだ見習いです。少しの気遣いを心掛け、被写体もカメラマンもハッピーになれる関係づくりをできるようにしましょう!!
もちろん、その通りではありますが「基本的にはフラッシュは禁止」ということは事実であると解釈しましたので、追記しました!ご指摘頂き、ありがとうございました!
そうなんですよね、僕も1枚とはいかないですが、2枚ですかね。そして縦も撮らせてください、と声を掛けてからもう1回撮らせてもらいました。まあ、僕の場合はまだ混みすぎていない時間帯と群がっていないタイミングで撮るようにしていたということもあるかもしれませんが、、、
無礼な人ほど読んで頂けていないかと思います。残念ですが、発信することが大事かなあと思いました。
なぜこのタイミングなのかということにつきましては、記事内にも書きましたが、僕が以前CP+で撮影した写真を公開したタイミングでフラッシュを使っていないことに対する批判を受けたことがあり、それが悔しくて自然光でしっかりと良い写真を撮った上で、ぱくたそのカメラマン見習いとして活動した成果として撮影に対するマナーを発信してみようと思ったからです!
私も考えさせられるお話ですね。
撮影前にはコンパニオンさんに写真良いですか?撮影後はありがとうございます。の声かけはしてますが、フラッシュの事までは気にしてなかったです。
これからはフラッシュの事も考えながらコンパニオンさんの撮影に励みたいと思います。
度々すみません。
「よくあるご質問」を読み返してみましたら
出展社ブースについては、各社の規定に則るようですので、
全面的にフラッシュ禁止という訳ではないようですね。
ブースも会場内と捉えてしまってました。
早とちりしてしまい失礼いたしました。
共感の内容ですし、自分もフラッシュは使わないで自然の光でなんとかする派です。
あと必要最低限の枚数しか撮らないので、沢山撮ってる人もどうかと思います。撮影会行けば?って。
ひとだかりに突っ込んできて他のカメラマンを押しのけるような無礼なカメラマンも多いですし、マナーを言いだしたらキリがない頭おかしい人間が多いですよ、イベントカメコって。
そういうひとは、こういう健全な内容の記事を読まないんでしょうね。結局伝わらない。
ちなみになぜあえてCP+の時にこの記事なのですか?
CP+ってカメラを知るためのイベントじゃないんですか?(^^ゞ
試したりするために、他のイベント以上に撮影しまくるイベントなのかと思ってました。コンパニオンさんもその心づもりで気合入ってるのかと。
反論じゃないですよ、CP+行った事ないですしあくまでも先入観というか疑問です。
突然失礼いたします。
素晴らしいお写真堪能させて頂きました。
また、お考えにも共感いたします。
そもそも、CP+ではプレス関係者以外は意図的なフラッシュの使用を禁止していますね。
これは、CP+のサイトの「よくあるご質問」に記載してあるのですが、
黙認されているのが現状なのでしょう。
カメラマンのマナー悪化が問題視される昨今、運営側はもっと周知徹底させるべきだと思います。