【レビュー】Agrado製の15インチ型MacBook Pro(2016)用保護フィルムを貼ってみたが、ディスプレイの魅力半減で即剥がした
15インチ型MacBook Pro(2016)のディスプレイは500ニトの輝度、P3の広色域で非常に明るく、非常に色鮮やか。ただ、光沢のあるディスプレイなので人によっては長時間見ていると目が疲れるという人もいるかもしれない。
僕自身、特に目の疲れもなく快適に使うことができていたのだが、先日ふと気になった15インチ型MacBook Pro(2016)用の保護フィルムを購入してみた。選んだのはAmazonで「MacBook Pro(2016) 15インチ 保護フィルム」で検索するとトップに表示されるAgrado製の保護フィルム。
評価も高いので保護フィルムとしては悪くないのかもしれないが、僕はこの保護フィルムを貼り付けた結果、ディスプレイ本来の魅力が半減すると感じたのですぐに剥がしてしまった。今は保護フィルムを使わずに使用している。
その理由を写真とともに説明する!
目に優しいかもしれないが、ディスプレイの魅力台無し
まずはAgrado製の保護フィルムの仕様を紹介する。
- アンチグレアなのに光線透過率90%を実現。最先端アンチグレア技法で解像度をほとんど落とすことなく反射を抑えるブルラート×アンチグレアの機能を持つ。画面も暗くならない。
- 厚さ0.15mm。
- 目に有害な紫外線を99%、ブルーライトを32%カット。
- 粘着力を30mNに抑えることによって長期間使用してもデリケートな液晶のノリを剥がさない。
紙面上のスペックを見る限りでは良さそうだ。60件の評価のうち、星も「4.1」なので購入者の満足度は高いほうだ。
ただ、僕は貼った数分後には剥がしていた。その理由が下記の比較写真で伝わるだろうか。Beforeが貼る前、Afterが貼った後。
カメラの設定も照明の設定も撮影位置も全く同じ。確かにディスプレイの反射は緩和され、僕の影は薄くなっているが、同時にディスプレイの色がにじみ、発色が大幅に抑えられ、ディスプレイ本来の魅力が言葉通り半減したように感じた。「MacBook Pro(2016)」の魅力の1つは業界トップクラスのディスプレイなので、保護フィルムを貼ることに寄ってこれを台無しにするのは本末転倒。
そのため、すぐに保護フィルムを外した。後悔はしていない。
Agrado製の保護フィルムは貼りやすく、気泡も伸ばせば綺麗に消え、多くの人が高い評価を付けていることも納得している。ただ、僕は「MacBook Pro(2016)」のディスプレイ本来の魅力を堪能したいと決め、剥がした。
僕と同じような人は保護フィルムには手を出さず、ありのままのディスププレイを楽しむべし!
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