小さくて、軽い。邪魔じゃない「持ち運べるノートPCスタンド」誕生
X字型デザインで約30kg耐荷重を実現、ポケットに入る驚異的コンパクト設計
長時間外出先で作業する場合、MacBook Proの画面を見続けていると自然と首や肩が凝ってくる。物理的にディスプレイ位置を高くすることで、目線を上げ、姿勢を正し、快適に作業できる環境を整えられるのだが、従来の持ち運び型ノートPCスタンドは細長く収納できても長さが残ったままで場所を取る。小さい鞄を持ち運ぶ人にとっては使い勝手が悪かった。
そこで登場したのが、Zenflux製のPCスタンド「LH-1000」だ。重さわずか150g、手のひらサイズに収まる圧倒的な小ささと軽さが特徴で、鞄はもちろんのこと、ポケットに突っ込んでも邪魔にならないほどのサイズ感を実現している。
折りたたみ時の寸法は153.7 × 22 × 22 mmで、高さはiPhoneとほぼ同等。X字型デザインを採用した折りたたみPCスタンドで、広がる4本のアームがPCをしっかり支え、6段階の角度調整に対応する。国の検査機関による試験では最大295N(約30kg)の耐荷重が確認されており、一般的なプラスチック製PCスタンド(約5kg)と比較して圧倒的に高い耐久性を誇る。
X字型デザインが生む、機能美の極致
LH-1000は、折りたたみPCスタンドでは極めて珍しいX字型デザインを採用している。広がる4本のアームは、まるで空間に浮くステージのようにPCを支え、その中央に集まる結節部が安定性とバランスを一気に高める中核構造となっている。
アーム先端にはシリコンパッドとストッパーを配置。極薄でありながら、PCのズレを防ぎ、タイピング時の揺れも抑える設計が施されている。折りたたむと驚くほどコンパクトで、広げると驚くほど頼もしい。
153.7 × 22 × 22 mm、iPhoneとほぼ同じ高さ
折りたたみ時の寸法は153.7 × 22 × 22 mm。ポケットにもスッと入る細身のシルエットで、その高さはiPhoneとほぼ同等だ。ガジェットポーチの隙間に差し込んでも邪魔にならず、「スタンドを持ち歩く」という感覚すら忘れてしまうレベルの携帯性を実現している。
Zenflux独自の可動コンポーネント構造により、折りたたむ際に大きくねじれたり、形が崩れたりすることがない。まっすぐスッと閉じる心地よい操作性を実現しており、どの方向から畳んでも自然に元の細身形状へ戻る仕組みだ。折りたたみPCスタンドにありがちな「キレイに閉じられない」「角度がズレて収まりが悪い」といったストレスとは無縁である。
貼り付け型との明確な違い
昨今ではMOFTをはじめ、PCに貼り付けて使う超薄型スタンドが増えている。しかし「貼り付けたくない」「好きなPC・タブレットで使い回したい」というユーザーの声も確かに存在する。
LH-1000は、PCに貼り付けないでありながら驚くほどコンパクト、どのデバイスにも使い回せるという持ち運び型スタンドの新しい選択肢だ。極小サイズと高い剛性を両立させたことで、貼り付けタイプとは異なる価値を提供している。
等間隔ではない、最適化された6段階調整
LH-1000は6段階の角度調整に対応しているが、その角度はただ均等に刻まれたものではない。15度、17度、20度、25度、30度、35度という角度設定は、実際のユーザー行動・姿勢・視線の高さを徹底検証し、人が最も快適と感じる角度だけを選び抜いた結果だ。
ビデオ会議、長時間タイピング、資料作成、カフェでの作業——シーンごとに最適な角度が自然に見つかるよう緻密に設計されている。角度調整という単純な機能にすら、Zenfluxは本気で向き合っている。
Web会議の印象を変える角度の力
外出先の急なオンライン会議でも、LH-1000をサッと展開するだけで自然な目線の高さに調整できる。スタンドを使用していない場合、カメラが下から見上げる角度となり、相手には「眠そう」「疲れている」「覇気がない」といった印象を与えがち。一方、スタンド使用時は目線が正面に合い、自信と安心感のある表情で映るため、オンラインでもリアルでも、伝えたい印象がまっすぐ伝わる。
PCの画面位置が適切にキープされることで視線が下がらず、首・肩・腰への負担を軽減し、長時間の打ち合わせでも姿勢が崩れにくい。もう40代が見えてきている今、見上げる画角は見るほうも見られるほうもハッピーにならない。
心地よいメカニカルな開閉体験
LH-1000には、左右に配置された2つのバネ構造を採用。このバネが開閉動作をアシストし、引っかかりのない滑らかな展開を実現している。
角度調整の際に鳴る「カチ、カチ、カチ…」というメカニカルなサウンドは、ガジェット好きなら思わず指を止めてしまうほど心地よく、精密に作られたツールを操作する満足感を与えてくれる。ただ開くだけ、ただ畳むだけ——その一連の動作さえもプロダクト体験として成立するよう、細部まで妥協せず設計されている。
公的試験で証明された、約30kg相当の耐荷重
LH-1000は、国の検査機関による圧縮試験を実施し、その結果最大295N(約30kg)の一点加重に耐えうることが確認されている。これは、一般的に流通しているプラスチック製PCスタンド(耐荷重:約5kg)や国内大手ブランドのPCスタンド(耐荷重:5〜10kg)と比較しても、圧倒的に高い耐久性能だ。
この強度により、タイピングが強めの人、大型ノートPC(16インチ級)を使うユーザー、長時間の作業でも安定性を求める人に、安心して使える信頼性を提供する。「軽量150g × 耐荷重30kg相当」——この組み合わせは、携帯型PCスタンドとしては異例である。

14インチMacBook Proは余裕です
PC本来の性能を引き出すエアフロー設計
LH-1000は単なる角度調整だけではない。設置後に生まれるPC底面とデスクの広いエアギャップが、PC内部にこもる熱を効率よく逃し、冷却性能を大きく向上させる。
高温環境が続くと、PCは性能を落とす「サーマルスロットリング」を起こし、動作が重くなったり、ファンが高速回転してうるさくなったり、バッテリー寿命が縮まったりする。LH-1000は、PC底面の吸気口をふさがず、常に新しい空気を取り込める構造を採用しており、本来のパフォーマンスを維持しやすい環境を作り出す。
使いたい時に使える、それが最も重要
やはりこの商品の魅力はサイズと軽さだ。「もしかしたら旅先で使うかな……でも持ち運ぶのが邪魔だしやっぱりいいや」となりノートPCスタンドを持ち出すことを断念した回数は数え切れない。僕自身「ハードタイパー」としての自覚があり、傾斜がある状態でタイピングすることは好まない。しかし、内蔵カメラでウェブ会議に顔出しで参加するときには、なるべく目線の高さにカメラ位置を合わせられるようにしたい。長時間動画を見る際も、目線が上がっていたほうが首や肩への負担が掛からないだろう。
ノートPCスタンドに限った話ではないが、「使いたい時に使える」ためには持ち運んでいる必要がある。持ち運ぶハードルをなるべく下げるアイテムは非常に有意義であり、使い方の可能性をさらに広げてくれる。ZenfluxのノートPCスタンドは、サイズと軽さゆえに、ガジェットポーチに放り込んでおけばいざというときに役立つはずだ。
LH-1000は、11〜15.6インチのノートPCに対応。カラーはグレイとシルバーの2色展開となっている。持ち運び安いノートPCスタンドが欲しい人は、是非この機会にチェックしてもらいたい。
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