Touch Barイズムを継承する「Flexbar」、クラウドファンディング開始(マジかよ)
MacBook Proから消えた機能が外付けデバイスとして進化、マルチプラットフォーム対応で使い道が拡大
MacBook Proから姿を消したTouch Barが、新しい形で”復活”した。Touch Barのコンセプトを継承した外付けデバイス「Flexbar」が、Kickstarterでクラウドファンディングを開始した。
従来のTouch Barを超える機能性
Flexbarは、Touch Barの最大の課題であった物理ファンクションキーとの共存問題を解決。外付けデバイスとして設計されることで、既存のキーボードはそのままに、カスタマイズ可能なタッチインターフェースを追加できる。
主な特徴として、2K AMOLEDディスプレイを搭載し、Mac、Windows、モバイルデバイスとの幅広い互換性を実現。USB-C接続に対応し、アルミニウム製の本体と磁気式スタンドを採用している。画像編集や動画編集、プログラミングなど、様々なワークフローに対応するカスタマイズツールを提供する。
価格はクラウドファンディング期間中は約17,000〜22,000円(119〜149ドル)で、正式発売後は約26,000円(179ドル)になる予定。ただし、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた製品のクラウドファンディングは成功と失敗の両面があり、支援は慎重な判断が必要だ。
アンチTouch Barのゴリミーが思うこと
Touch Barに対しては徹底的にヘイトをまき散らしてきたゴリミーだが、特定のユーザー層において、Touch Barは複雑な操作が多いアプリケーションを使う上で役立つと考えている。特にキーボードショートカットに慣れないアプリを、より快適に使うために作業中の内容にあわせてボタンをリコメンドされる仕組みは便利だ。
さらに、Flexbarは触覚フィードバックに対応。Touch Barの欠点を解消している。
昨今、”左手デバイス”市場は盛り上がっている。従来からあるStream Deck、Loupedeck、TourBoxにMX クリエイティブ コンソールが加わった。左手で操作するかは別として、Flexbarも同様の位置付けだ。市場に受け入れられるのか、クラウドファンディングの行方に注目だ。
(Source: 9to5Mac)