Facebook、広告ガイドラインを改定し「出会い系サイト」の出稿を禁止していたことが明らかに!
これまでFacebookを開くとタイムライン上のどこかしらに表示されていた、「出会い系サイト」もしくは「婚活系サイト」のFacebook広告。
目障りだなあと思っていた人も多いかもしれないが、知らないうちにFacebookの広告ガイドラインが変更され、「出会い系サイト」や「婚活系サイト」の広告出稿を禁止する方針に変更されたようだ!
Facebookから事前の承認を得た場合にのみ出稿可能に
Facebookは、これまではマッチング系サービスに対する広告出稿に寛容だったが、先日実施された広告ガイドラインの変更で「性的意味合いの強い成人用友達紹介サービスや出会い系サイトの広告は認められません。」という一文が追記されたようだ。言葉通り、これは出会い系サービスによる広告出稿が禁止されたのと同義とも言える。
C.出会い系サービス
性的意味合いの強い成人用友達紹介サービスや出会い系サイトの広告は認められません。その他のオンライン紹介サービスの広告は、Facebookからの事前の承認を得た場合のみ認められます。これらの広告は、適用されるターゲット設定の要件を満たし、広告のテキストまたは画像に製品またはサービスの名前を明記する必要があります。
出稿したい場合、Facebookから事前に承認を得た場合のみ可能であると書かれているが、同時に現時点では新規のマッチング系サービスの受付は行っていないという情報も伝えられているため、実質新規の出会い系サービスは出稿できない。
このままではFacebookで頻繁に見かけるOmiaiやPairs、YYCなどの出会い系サービスが全てタイムラインから消え去るのか、というと意外とそうでも無さそうだ。というのも、実はこの広告ガイドラインの最終更新日は2014年2月10日になっている。つまり、かれこれ2ヶ月以上はこの広告ガイドラインの元で運営されているということになる。
この2ヶ月間、出会い系の広告をFacebook内で見ている人も少なくないだろう。今Facebookを開いてみたが、独身女性と出会えることを力強くアピールしてくる広告が目に入る。余計なお世話だい!
よって、今回の広告ガイドライン改定によってこれまで見かけていた出会い系サイトの広告が消え去ることはないかもしれない。ただし、今後新規で「性的意味合いの強い成人用友達紹介サービスや出会い系サイト」をリリースし、Facebookに広告を出稿したくてもできない可能性は高い。
(via tanisuke.net)