マツコも絶賛!「ティーハウスマユール」のかき氷が美味すぎる!シャキシャキの氷に紅茶専門店ならではのメニューが秀逸!
夏と言えばかき氷だ。シャリシャリの氷を甘いシロップとともに頬張りたい。
僕の住むエリアでは猛暑日は減ってきたものの、真夏日は続いている。美味しいかき氷を食べたいが、わざわざかき氷を目的として外出するほどのかき氷なんてあるのだろうか。
そう思っていたところ、2015年7月14日に放送された「マツコの知らない世界」は「マツコの知らないかき氷の世界」。都内や埼玉にあるかき氷屋が紹介されている中に、なんと自宅から比較的アクセスの良いかき氷屋さんが紹介されていることを発見。
「ティーハウスマユール」はかき氷界の削り名人も認めるような完成度の高い氷で提供している、非常に珍しいかき氷が食べられる紅茶専門店。昨日、ようやく行くことができたので、その時の衝撃と感動を伝えたいと思う!
「ティーハウスマユール」は行列のできる紅茶専門店
「ティーハウスマユール」について
かき氷の前に「ティーハウスマユール」について少し調べてみた。
この御店はかき氷屋ではなく、紅茶専門店。カウンターを含め、客席20席ほどの小さなお店となっていて、本場インドのレシピで入れたチャイやロイヤルミルクティが人気。普段はスコーンやシフォンケーキ、パスタやカレーなどのメニューも提供しているが、夏になるとここのかき氷を求めにお客さんが殺到するため、夏季はかき氷以外のフードは提供していない。
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取り扱っている紅茶は本場インドなどの一流茶園から直輸入されたもの。もとはマユールジャパン社長ビカッシュ・バニック氏が母国の良質な茶葉を広めることを目的として来日したことがきっかけ。なお、同氏は日本紅茶協会認定のティーインストラクターでもあり、日本語もペラペラだそう。30gという少量からの取り扱いがあるため、紅茶に興味がある人は気になるフレイバーを少しずつ購入して試してみてもいいかもしれない。
とは言え、今回の主役はかき氷。かき氷界の削り名人が認める氷削りをしているのは店長の畠山さん。真剣な手つきで氷を削り、最後に優しく氷を詰めている姿はまさに職人だった。
「ティーハウスマユール」の行き方
続いて「ティーハウスマユール」の行き方を簡単に紹介する。最寄り駅は田園都市線の宮崎台駅。駅から徒歩2分、距離にして171メートル。改札を出て左側に行き、坂を下り交差点を渡って左方向に歩くと以下の看板が目に入るはず。
ひっそりとしているが、この赤い屋根が「ティーハウスマユール」だ。
こちらが入り口。まさに隠れ家カフェとも言える、目立たない場所にある。
念の為に地図も載せておく。
整理券必須!15時頃には完売の絶品かき氷を食らう!
さて、それでは早速行列のできるかき氷を紹介しましょう!普段の営業時間は11時〜18時となっているが夏季期間中はかき氷が売り切れ次第、終了。全席禁煙で専用駐車場はないので、車で来店する人は注意が必要だ。
以前通りかかった際には行列ができていたのだが、やはり暑い中並ばせることが危険だと判断したのか、現在は整理番号制になっていた。12時半過ぎに来店したが、最短で13時45分の入店になると告げられた僕らは近場でお昼を食べてから向かうことに決め、14時の整理券を確保。整理券は早い物順ではなく、時間を自由に決められるのは非常にありがたい。
追加注文はNG!メニューをチェック
ようやく入店したので、まずはメニューをチェック。店内中央にあるボードにメニューが書かれている。
紅茶専門店なのでやはりここは紅茶のかき氷は頼まずにはいられない。今回は「マサラチャイ」(740円+税)と「黒蜜きなこ」(750円+税)をチョイス。次回は「ラムチャイ」や「タピオカミルクティー」を食べたいと既に決めている。
絶品かき氷が登場!氷のシャキシャキ具合に感激
紅茶本来の味をかき氷で!紅茶専門店ならではの「マサラチャイ」
それでは早速マツコも番組中に大絶賛したかき氷をご覧頂こう!まずは「マサラチャイ」から。見よ、この芸術作品とも言える氷の削られ方。
高さは「iPhone 6 Plus」と同程度。それなりのボリュームはある。
それでは念願のかき氷を早速食べてみることに。間近で見ても氷がこれまで食べたかき氷とは明らかに違う。見た目がそもそも美しい。
そしてこの美しい氷を口に入れた瞬間に広がるチャイの香ばしさとこれまでに体験したことのない氷のシャキシャキ感に感動の声を挙げずにはいられなかった。紅茶専門店ならではの紅茶の上品な風味に、絶妙な食感。マツコを唸らせるのも納得だ。
不思議なことに食べ進めても氷はシャキシャキのまま、時間が経って少し溶けても味が薄まってしまったり、氷がベチョベチョしてしまうこともなかった。途中で添えられていたマサラシロップを掛けると味の深みが増し、味の変化が楽しめる。
僕はとにかく氷の食感に感動した。ふわふわすぎず、シャキシャキすぎず。小さいころ、「パリパリッ」と音を立てながら霜柱の上を歩いた時のワクワク感が口の中に広がるのだ。
食べながらきなこを追加して和の味を堪能できる「黒蜜きなこ」
「マサラチャイ」でこれほど感動したので「黒蜜きなこ」には期待せずにはいられなかった。そして当然、その期待を超える素晴らしい完成度だったことは言うまでもない。
こちらも改めて氷の美しさを見て頂きたい。この氷こそがかき氷としての価値を何倍も高めていると言えるだろう。
「黒蜜きなこ」はきなこが別途添えられていた。好みで振りかけながら食べる。
きなこ無しでも十分美味しいが、やはり「黒蜜きなこ」なのできなこを掛けて食べることに。
黒蜜シロップに浸った芸術的な氷に掛かるきなこという絵があまりにも美しく、必要以上に見とれてしまった。味以前に見た目が美しいことは重要だと思う。
紅茶専門店ならではの魅力を最大限発揮しているのは間違いなく「マサラチャイ」の方かもしれないが、「黒蜜きなこ」の和なテイストもさすがのクオリティ。どちらか一方を選べ、と言われても選ぶことができない。食べ進めながらきなこを掛けて食べるのも楽しい。
それぞれそれなりのボリュームがあるが、言ってしまえばただの氷なので1人1つ注文しても十分食べられるはず。むしろ複数人で行った方が様々なフレイバーを同時に注文し、一度に色々楽しめるはずなので友人や家族・恋人などをお誘いの上、向かってみるべし!
生まれて初めて氷そのものに感動したかき氷はまさかの紅茶専門店にて。夏が終わる前に是非一度行ってみるべし!