【レビュー】FREETELの「SAMURAI REI」は3万円以下には見えない高級感のある格安スマホ
僕の愛用している格安SIM「FREETEL」を運営するプラスワン・マーケティングが5月18日、3万円を切るSIMフリースマホ「SAMURAI REI」を発表した。CMには佐々木希さんを起用し、社としての本気度が伺える。
発表された「SAMURAI REI」は3万円とは思えない高級感溢れるデザインだ。薄さ7.2mm、重さ約136g。1,300万画素/800万画素のカメラを備え、5.2インチディスプレイを搭載し、8コアのCPUが本体を支える。5月20日(金)から予約を開始し、5月27日(金)から発売が開始される予定。
本日、実機を見る機会があったので、「SAMURAI REI」のスペックや仕様、外観や特徴などについて紹介する!
「SAMURAI REI」のスペック・仕様まとめ
まずは「SAMURAI REI」のスペック・仕様からどうぞ。
OS | Android6.0 |
ディスプレイ | 5.2インチ型フルHD IPS液晶(1,920×1,080) |
CPU | MT6753 8コア 1.3GHz 64bitプロセッサ |
メモリ(RAM) | 2GB |
ストレージ | 32GB |
外部トレージ | 最大128GB(Micro SD/ SDHC/ SDXC) |
外向きカメラ | 1,300万画素 |
内向きカメラ | 800万画素 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4/5GHz) |
Bluetooth | 4.0 LE対応 |
NFC | × |
テザリング | 対応(Wi-Fi / Bluetooth / USB) |
センサー | GPS搭載 (A-GPS対応) 加速度センサー 近接センサー 光センサー 重力センサー ジャイロセンサー e-compass |
GooglePlay | 対応 |
高さ | 145.8mm |
幅 | 71.5mm |
厚さ | 7.2mm |
重量 | 約136g |
電池容量 | 2,800mAh(取り外し不可) |
連続通話時間 | 約750分 |
連続待受時間 | 約288時間(4G) 約285時間(3G) |
SIMスロット数 | 2(micro / nano、国内で使用できるのは1スロットのみ) |
SIMロック | 解除済み(SIMロックフリー) |
カラー | メタルブラック メタルシルバー シャンパンゴールド ピンクゴールド スカイブルー |
見ての通り、3万円の格安スマホとしては想像以上にハイスペックだ。8コアのCPUと2GBのRAMのお陰で基本的な操作はサクサク。5.2インチ型の高解像度ディスプレイは僕の目で見る限りではパリッとしていて1,300万画素カメラで撮ったランチの写真や800万画素で撮ったセルフィも美しく写し出してくれる。
とは言え、スペックだけでは語れないのがスマホの難しさ。以下に実機の写真をまとめたので、参考にどうぞ!
「SAMURAI REI」の外観をチェック
1,300万画素の外向きカメラは突起している。その下にあるのがアンテナライン。iPhoneよりもラインが細いらしい。
アンテナラインは上下2本あり、下のラインの上にFREETELのロゴが入っている。
上に音量ボタン、下に電源ボタンが用意されている。SIMカードトレイは左側面にある。
純正のバンパーケースも用意されている。こちらもなかなかの高級感。他にもフリップカバーなどが用意されている。
「SAMURAI REI」のここがすごい!4つの特徴
では続いて「SAMURAI REI」の注目すべき4つの特徴を紹介する!
1. iOSとAndroid OSのいいとこ取りをした「FREETEL UI」
4つのアプリがドックに並び、アプリがホーム画面に並ぶ。Android OSでお馴染みのアプリドロワーはなく、非常にiOSライクなUIを持つ。
もちろん、Androidらしさもある。ホーム画面の切り替えエフェクトは多数用意してあり、画面を切り替える度にワクワクするような動きが楽しめる。
「Android OS」純正のUIが何よりも好きという人もご安心を。「FREETEL UI」を無効化することや、画面上にボタンを表示させることもできる。戻るボタンとアプリ履歴画面を表示するボタンを左右で入れ替えることもできる。
2. 5つの機能を1つにまとめた「FREETELボタン」
最大の特徴は「FREETELボタン」。名前は格好良いが、要はホームボタンのことだ。
この「FREETELボタン」は指紋認証に対応しているため、ロック画面の解除もラクラク。
さらに、4つの機能を兼ね揃えている。
- ボタンをタッチ:1つ前の画面に戻る
- ボタンを1回押し:ホーム画面に戻る
- ボタンを2回押し:アプリ履歴画面に戻る
- ボタンを長押し:「Google now」を起動
指紋認証を含めて5つの機能が1つのボタンに集約された「FREETELボタン」は親指1つでスマホで必ず使用する操作を行うことができる。
3. 見覚えのある、画面下から引っ張り出すメニュー
「SAMURAI REI」には「スワイプアップランチャー」という、画面下から引っ張り出すメニューが用意されている。こちらも頻繁に使用する機能を親指1つで簡単に呼び出すことができる。
iPhoneにあるコントロールセンターと非常に似ているが、実は最上段には最近利用したアプリの履歴が表示されるため、コントロールセンターとホームボタン2回押しで起動できるアプリスイッチャーが一体化しているのだ。アプリを一覧から上方向にスワイプするとそのアプリを終了することができる。
ただし、上下する際に指に付いてくるコントロールセンターに対し、「スワイプアップランチャー」は付いてこない。細かいが、コントロールセンターに慣れているとこの操作感は少し惜しい。
4. 自社開発の「FREETELカメラ」アプリ
「FREETELカメラ」は以下の8つの機能を搭載する。
- 一眼レフ
- パノラマ
- ハイスピード
- 残像
- マニュアル
- 色鮮やかHDR
- 暗がり撮影
- ビューティ
主題にピントを合わせ背景をしっかりとぼかしてくれる「一眼レフ」は手軽に「格好良い写真」を撮るには役立ちそうな予感。こだわり屋さんのために「マニュアル」や盛りたい人のために「ビューティー」など、幅広いニーズに応える機能が用意されている。
5月20日(金)予約開始、5月27日(金)発売
長々と解説してきたが、FREETELの「SAMURAI REI」は想像以上に素晴らしい端末だった。そして何が魅力的かというと、FREETELならではの料金プランだ。
発売に合わせて、FREETELはスマホ料金+通信料+無料通話が含まれる「プレミアムバリュープラン」を発表。最安で月額2,990円から利用でき、端末代も通信量も無料通話に含まれ、保証サービスやデータ復旧サービス、さらには32GBのSDカードまで付いてくるというあまりにもお得すぎるサービスが利用できる。
何よりも重要なのは購入時は0円で利用開始することができるということ。機種変更におけるハードルがいっきに低くなる。
料金プラン | 月額料金 | データ通信量 | 無料通話 |
---|---|---|---|
XSコース | 2,990円 | 1GB | 15分 |
Sコース | 3,390円 | 3GB | 30分 |
Mコース | 3,990円 | 5GB | 60分 |
Lコース | 4,940円 | 10GB | 60分 |
XLコース | 7,340円 | 20GB | 60分 |
「SAMURAI REI」は5月20日(金)に予約開始、5月27日(金)に発売する。このお得感だと飛ぶように売れる予感しかしないので、欲しい人はしっかりと20日に予約しておくべし!
最後に今回イメージキャラクターとして起用された佐々木希さんの可愛すぎるCMを載せておく。確実に乗り換えたくなるはずだ。