なぜ?Pixel 7aのハンズオン動画やPixel 7とのカメラ比較動画が公開
Googleが端末を正式に発表する前に、レビュー動画が公開されるとは……
Google Pixel 7の廉価モデル「Pixel 7a」のハンズオン・ファーストインプレッション動画が公開された。すでに公式のプロモーション用画像素材や実機画像は流出していたが、実機の動画は初めて。
入手したYouTubeチャンネルは「Googleから先行レビュー用として送られてきたものではなく、購入したものだ」と説明しているが、詳細な入手経路は不明。「アークティックブルー」のカラーモデルが披露されている。
実機の詳細仕様情報、顔認証機能の搭載が確認
「Pixel 7a」には8GBのRAM、2,400 x 1,080ピクセルの90Hzディスプレイ、4,300mAhのバッテリー、193gの本体重量が確認されている。Pixel 7と似たデザインを採用しているが、カメラの突起はPixel 6aと同様に抑えられているという。
カメラは広角レンズと超広角レンズの2つを搭載しているが、カメラの撮影画面には「0.5」「1」「「2」と書かれたボタンが表示されている。Pixel 7aとPixel 6aのカメラ仕様比較表によると、広角レンズは4,800万画素となっているが、動画内で撮影された写真は1,610万画素として記録されている。
「Pixel 7a」の広角カメラはiPhone 14 Proの広角カメラと同様に、ピクセルビニング技術を利用している可能性が高い。ピクセルビニングとは、感度を向上させる技術。隣り合う素子を1つとして取り扱うことで1ピクセルあたりの受光面積を仮想的に大きくし、感度を上げる技術だ。
望遠レンズ非搭載ながら、2倍ズームのワンタップ切り替えボタンが用意されているのは、4,800万画素のセンサーで撮影した写真をクロップインすることで望遠レンズとして使っていると考えられる。
カメラ性能は、「Pixel 7a」より上位の機種として位置づけられるPixel 7と比較した動画も公開されている。あわせて確認してもらいたい。
生体認証として、指紋認証機能だけではなく顔認証機能の実装が確認された。赤外線センサーやToFセンサーなどは搭載せず、あくまでも内向きカメラの情報をもとに認証するため「暗い場所では動作しないだろう」としている。