ホームレスストリートダンサーから国民的テレビ番組出演へ!様々な苦悩を乗り換えて夢の晴れ舞台に立てたTurfのたくましさに涙が止まらない
アメリカでは国民的テレビ番組として知られている「America’s Got Talent」を知っているだろうか。
2006年から放送されているこの番組は公開オーディション。多くの出演者が3人の審査員の前で歌やダンスなどの特技を披露して出演する番組だが、ストリートダンサーTurf君の映像があまりにも感動的過ぎたので、紹介する。
ダンス一筋で頑張ってきたTurf君、夢の晴れ舞台
ダンスそのものもすごいのだが、Turf君のバックグラウンドを知っているとより一層感動してしまい、昨日見て号泣して今日も改めてみて号泣してしまった。
まずは以下から映像をどうぞ。
Turf君は学校卒業後、すぐに家を出て行ってストリートダンサーとしての活動を開始した。家賃を払う余裕なんてなかった。毎日路上でダンスを披露しては辛うじて生活できる程度の賃金を稼ぐ、いわばホームレスストリートダンサーとしての生活を2年間続けた。
そんな彼が国民的テレビ番組である「America’s Got Talent」に出演することになった。パフォーマンス後に彼は「Just to be right here, dream came true.」と涙ながらコメントしている。それもそのはず。少し前までは路上の生活をしていたはずの自分が夢の大舞台でパフォーマンスしているなんて考えもしなかっただろう。
ダンスをしたいという熱い気持ちだけを持って家を飛び出し、ホームレス生活を経て夢の大舞台で。Turf君が最後に放った一言に僕は心を大きく揺さぶられた。
I owe every kid that’s watching us, who wants to dance, who’ve been told they can’t do it. I just proved to them that you can do it.
ダンスをしたくてもできない、もしくはできないと言われている少年や少女に向けて、自分がこの舞台に立てたことによってそんなことはないということを自ら証明してみせた、という内容だ。若干21歳であるTurf君はダンスへの情熱を貫き通しすために多くの苦悩を乗り越えてきたはず。彼がこの大舞台に出演できたことは多くの子どもや大人に多くの感動を与えたことだろう。
夢を実現するために理論や理屈なんて必要ない。その夢に対する熱意と情熱、そして夢を実現したいという強い意志があれば人はいつか夢を叶えることができるのだ。
Turf君、感動をありがとう。