「iOS 8」の「QuickType」を利用して作詞された曲が意味不明だけど予想外に良い!
iPhoneで文字入力をする時に最も利用する言語は日本語。公開されて即ダウンロードした「ATOK for iOS」に飛びついたものの結局自分にはあまり合わず、純正のキーボードを使い続けている。
「iOS 8」には英語キーボードにおける入力補助機能として「QuickType」が用意されている。ユーザー名を入力すると予測候補にパスワードが表示されるがあることから、無効にしてある人も多いかもしれないが、実はこの新機能を非常に面白い形で活用している人がいる。
その人の名前はJonathan Mannさん。毎日新曲を制作して公開することを続けているシンガーソングライターで、「iOS 8」の「QuickType」を利用して作詞した曲を公開していたので、紹介する!
「QuickType」の予測変換候補を並べて曲の歌詞に
Appleもまさか「QuickType」をこのような形で利用されるとは想像もしてなかっただろう。クリエイティビティを掻き立てるプロダクトをデザインするカンパニー、それがApple!
「iOS Autocomplete Song」と題されたこの曲は純正メモアプリを開き、「QuickType」に表示される予測変換候補をタップして歌詞として作り上げている。前後の文脈は意味不明だが意外と英語としては成り立っているという驚きと、この摩訶不思議な歌詞を予想以上に良い曲に仕上げたJonathan Mannさんは本当に凄い。
以下、時間がある時にでもどうぞご覧あれ!
恐らく最も有名なのは「iPhone 4」のアンテナ問題が勃発した時に制作された「The iPhone Antenna Song」という曲。これは故Steve Jobs氏の目にも留まり、Appleのイベントの冒頭で放映されている。現時点で再生回数は130万回以上。
他にもSiriとデュエットをするという、前代未聞のオリジナルソングを披露している映像もあるので、こちらも併せてどうぞ!
(via Cult Of Mac)