【レビュー】ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー「MB-Qi12000」ーー充電しながら操作できる便利さよ
Qiワイヤレス充電とQC3.0、PD2.0に対応!ワイヤレスでも有線でも急速充電可能なモバイルバッテリー
ワイヤレス充電といえばベッドサイドに置く充電パッドや机の上に置く充電スタンドのイメージが強い。実際、我が家はあらゆる場所にワイヤレス充電器を配置して充電している。
「iPhoneを重ねるだけで充電できる」ということに慣れるとモバイルバッテリーもワイヤレス充電したくなる。今回、CIOから発売されているワイヤレス充電器機能付きのモバイルバッテリー「MB-Qi12000」を提供していただき、その便利さに驚いたので紹介する!
電池容量は12,000mAh、「iPhone XS」とほぼ同じサイズ
「MB-Qi12000」は以前紹介した「SuperMobileCharger」と同じメーカー。電池容量12,000mAhを持ち、iPhone 8を基準とした場合、約2回分ワイヤレス充電することができる。
サイズ感は「iPhone XS」とぴったり重なるぐらいの大きさ。ワイヤレス充電は、iPhoneであれば7.5W、Androidであれば10Wまで対応。
見た目は角ばっていてオシャレさはなく、いかにも”ガジェット”というデサインではあるが、ワイヤレス充電を使用するためにどこにiPhoneを重ねればいいのかは一目瞭然なので、それはそれでヨシとしている。
「SuperMobileCharger」と同様に電池残量は数値でLED表示され、電源ボタンを押せばすぐに確認でできる点は使い勝手が良い。
充実した有線充電用ポートも魅力
ワイヤレス充電機能付きのモバイルバッテリーとして紹介したが、有線ポートも完備。それも、Quick Charge 3.0対応ポートが1つ、USB Power Delivery 2.0に対応したUSB-Cポートが1つ用意されている。
QC3.0対応機種であれば最大35分で80%の急速充電(5V/3A、2A/9V、1.5A/12V 18W)に対応。一報、USB PD対応機種であれば従来の約3倍速急速充電に対応(5V/3A、2A/9V、1.5A/12V 18W)に対応する。
iPhoneの場合、30分間で最大50%まで充電することができ、限られた時間で可能な限り電池残量を復活させたい時に重宝する。
なお、有線で充電した場合、iPhone 8を基準としたときの充電回数は約4回。ワイヤレス充電の場合は約2回となっているのは、充電効率が悪いため。
本体と重ねるだけで充電しながら操作できる点が魅力
僕はワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーは必要ないと思っていたが、いざ使ってみたらその便利さに驚いた。
本来はモバイルバッテリーからiPhoneを充電するにはケーブルを探して接続する必要がある。ワイヤレス充電に対応していれば、それが必要ない。
たったそれだけのことが驚くほど便利なのだ。重ねて充電できるという意味では「SuperMobileCharger」でも実現できていたが、重ねて充電しながら操作はしづらい。
今回紹介した「MB-Qi12000」の場合、サイズが「iPhone XS」とほぼ同じで角ばった味気のないデザインだからこそ、充電しながら操作できるのだ。これが本当に便利だ。
今回僕が試したのは旧モデルだが、現在は電池の消耗が激しい問題を改善した2019年改良版モデルが登場している模様。重ねて充電できるモバイルバッテリーが欲しい人は購入を検討してみるべし!
売り上げランキング: 146,812