Anker、長寿命バッテリー搭載の超大容量ポータブル電源を発売
ポータブル電源「Anker 535 Portable Power Station(PowerHouse 512Wh)」の販売を開始
Ankerは2月16日、一般的なポータブル電源に比べて約6倍の長寿命バッテリーを搭載したポータブル電源「Anker 535 Portable Power Station(PowerHouse 512Wh)」を販売開始した。価格は59,800円。Anker 521 Portable Power Station(PowerHouse 256Wh)の上位モデルと位置づけられており、バッテリー容量は約2倍、ACポートからの出力は2.5倍だ。
簡易的な無停電電源装置 (UPS) として使用可能
最大の特徴は、1週間に3回使用しても8年以上使える長寿命。バッテリー使用による経年劣化が少ない「リン酸鉄リチウムイオン電池」をバッテリーセルに採用することで、3,000回使用後も初期容量の80%以上の維持が可能だという。
本体の8つの角およびバッテリーパックは耐衝撃構造が強化されており、製品表面は耐火ラバーシェルを採用。アウトドアでの使用だけではなく、自然災害の多い日本において、いざというときの電源供給元になり得る。
本体に接続しながらも使用していない機器を検知すると自動で出力がオフになり、不要なバッテリー消費を未然に防ぐ「省電力モード」を搭載。本体を充電しながら、別の接続機器へも同時に充電をする「パススルー充電」をサポートしており、家庭内での簡易的な無停電電源装置 (UPS) として利用できる。
バッテリー容量は、160,000mAh(512Wh)。本体重量は約7.6kgで、サイズは約292×251×188mm。充電は同梱されている専用の電源アダプタを使用し、最短で約3.4時間で満充電になる。(USB急速充電器を加えた同時充電した場合)
4つのACポート、1つのUSB-Cポート、3つのUSB-Aポート、シガーソケットから成る9ポートを同時に使用し、最大合計716Wの出力が可能。通常のコンセントが4つ分あることで、電気毛布やLEDライトのような家電も複数台同時に使用できる。
本体の電池残量や充電までかかる時間などの情報は、ディスプレイで確認できる。前面にあるLEDライトは、通常の照明としてだけではなく、SOS用フラッシュとしての機能が用意されている。