家族全員で使える容量。Anker、700Whの大型ポータブル電源を発売

「Anker PowerHouse II 700」を販売開始

Ankerは10月20日、アウトドアや非常時に家族全員で使える大容量ポータブル電源「Anker PowerHouse II 700」を販売開始した。

Anker PowerHouse II 700は、小型家電用のACコンセントを2つ、普及が進むUSB-Cポートを2つ、その他計11ポートを備える。AC出力ポートは最大500Wの出力に対応。純正弦波を採用し、家庭のコンセントと同じように電気毛布や冷蔵庫、炊飯器、扇風機、テレビ、照明など、幅広い家電を長時間にわたって使用できる。

バッテリーの状態や出力も確認しやすい。前面に大きなディスプレイを搭載し、充電・給電可能な残り時間や、本体が満充電になるまでの推定時間など、様々な情報が表示される。

停電中などの非常時は、明るさの確保が重要だ。Anker PowerHouse II 700は、柔らかな暖色で辺り全体を照らすランタンのような大型ライトを背面に搭載。また懐中電灯のように一点を強く照らし、SOS用フラッシュとして使用できるライトを側面に搭載している。

Ankerのポータブル電源の強みである、非常時用に長期保管した場合でもバッテリーの自然消費を少なく抑える仕組みが取り入れられている。1年間で消費される容量は30％に留まる。また本体を充電しながら、別の接続機器へも同時に充電をする「パススルー充電」にも対応する。

継ぎ目のないボディと丸みを帯びたデザインを採用し、ハンドルには衝撃吸収設計が施されている。製品上部にものが落下した場合でも、本体への損傷を抑える構造になっている。表面には熱に強い耐火ラバーシェルが使われており、被災時や落下時の予期せぬ衝撃からもバッテリーを守ってくれる。