iPhone 16Eという名称に納得感がある4つの理由
投稿の言葉選び、デザイン刷新、A18チップ搭載、価格戦略の4つの観点から紐解くAppleの狙い
Appleが現地時間2月19日(水)に発表すると噂される新型iPhoneの正式名称は、「iPhone SE 4」ではなく「iPhone 16E」になる可能性が高まってきている。発表当初は「そんなことあるかなあ」と思っていたが、エレコムがiPhone 16Eのプレースホルダーを用意を掲載するなど現実味を帯びてきた。
実際のところ、iPhone 16Eというネーミングは納得感がある。その理由について考えてみた。
ティム・クックCEOの言葉選び
これまで何度か記事で指摘しているが、Appleのティム・クックCEOは「Get ready to meet the newest member of the family」と新製品の発表を予告している。
Get ready to meet the newest member of the family.
Wednesday, February 19. #AppleLaunch pic.twitter.com/0ML0NfMedu
— Tim Cook (@tim_cook) February 13, 2025
直訳すると「新しい家族メンバーに出会う準備をしてください」となるが、「新しい家族メンバー」は「すでにある家族」に「新メンバーが加わる」と読み取れる。iPhone SEの名称を引き継いだ場合、「すでにある家族」に加わるという表現が難しくなる。よって、「iPhone 16」という家族に「iPhone 16E」という新メンバーが加わると解釈することができる。
デザインが大幅に変わるから
初代iPhone SEから現行モデルである3代目まで、いずれもホームボタンが搭載されたデザインを採用してきた。
しかし、iPhone 16Eはデザインは大幅に変わる可能性が高い。iPhone 14の筐体を”再利用”し、Touch IDではなくFace ID、LightningではなくUSB-Cになるとの噂だ。仕様だけで言えば、間違いなくiPhone 16に寄っている。
iPhone SE 4 looks so beautiful pic.twitter.com/ezhNrrhyf8
— Majin Bu (@MajinBuOfficial) January 26, 2025
iPhone SEブランディングを引き継ぐより、iPhone 16シリーズの新モデルとして見せたほうが、ユーザーにとっても分かりやすいだろう。
iPhone 16と同じチップを搭載する(と噂されている)から
iPhone 16Eは、A18チップと8GBのRAMを搭載し、iPhone 16と同等の処理性能を持つと見られる。
AppleがApple Intelligenceの対応などを見据えてチップの性能別にiPhoneをまとめた場合、iPhone SEとして独立させるより、iPhone 16シリーズの一員として見せた方が都合が良い。
値上げを正当化できるから
iPhone 16Eの名称を採用すると予想する最大の理由は、端末価格だ。
iPhone 16と同等のハードウェアやパフォーマンスを持つiPhone SEの後継モデルが、全く同じ価格で提供されるとは考え難い。値上げは避けられないだろう。
従来のiPhone SEの名称を保ったまま値上げした場合、「安くてお手頃なiPhone」のイメージが尾を引き印象が悪くなる。一方で、iPhone 16シリーズとして発表すれば、「お手頃なiPhone 16」としてアピールできる。
また、iPhone 16シリーズの最安価格は現在、標準モデルのiPhone 16の価格である124,800円となっているが、iPhone 16Eが加わればより低く見せることができるはずだ。
iPhone SE?iPhone 16E?
Appleは現地時間2月19日(水)に、プレスリリースを通じて新製品を発表する。詳細な時間は不明だが、通常であれば日本時間2月20日(木)2時または3時頃になるだろう。
なぜかmagsafe非対応なのでeconomical(倹約版)とか?
何の「E」何だろう。
Economic、Essential、Easy、Elegant、Exciting、Enjoyable、Ecological……
wwwwww
嬉しいです、ありがとうございます!でも普通にiPhone SEになったりして!!!w
トランプの政治関連の記事があったり、こういう的確な分析があったり、多面的でゴリさん地頭良いゴリラですね(ほめています)。
16寄りiPhoneにすることで結構な値上げになるってことを予想します。128gで9万弱くらいじゃないかな。